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シリーズ構成的にも、二人の直接対決の前がリンネ対ミウラ戦、リンネ対ヴィヴィオ戦で、この間フーカはほぼ出番なし。対リンネ戦に向けてのフーカの特訓もさらっと流された。リンネにしても、フーカとの試合は(少なくとも試合前は)アインハルトと試合をするための通過点でしかない。二人の試合はシリーズのクライマックスのはずなのに、これでは見ている自分のテンションもイマイチ上がらない。
……リンネに関して言えば、フーカとの試合よりもヴィヴィオとの試合の方がよほど彼女のドラマに強い影響を及ぼしたのでは。
昔は良かった的な言い方になってしまうが、同じように「いろいろあって最後は友達になる(戻る)」ドラマであるリリカルなのは第一期は、上記のような問題はなく、ちゃんとできていたのになあ……。



骨折は防げるのに歯は折れるの?という疑問は置いといて。
こういうドラマにするのなら、フーカというキャラをもっと描き込む必要があったのでは。リンネについては、どういう過去を抱えていて、どういう姿勢で競技に臨み、どう戦ったかが、十分な尺を費やして語られていたが、フーカについてはあまり語られていない。キャラとしての強度がフーカとリンネで差が大きく、釣り合っていないと感じる。
本作品を「リンネとフーカが絆を結び直す話」とすると、「二人は仲の良い幼馴染だった」という設定があるだけで、二人が互いをどう思い、どういう関係だったのか、具体的なところはあまり描かれていない。なので、二人は再び仲良くなりました、と言われてもピンとこない。























ヤヤカの男前っぷりが泣ける。
最初の頃はパピカがココナを引っ張っていたのに、今回はパピカが引っ張られる側で、パピカを引っ張るのがヤヤカ、という三者の心情と関係の変化が感慨深い。
よし、このまま三人一緒エンドへゴーだ。



正統派イヤボーンを見た。
ココナに対して容赦のない展開で、見ていてツライ。そんな中、ヤヤカのココナに対する好意だけが視聴の支え。パピカは、彼女にとってココナがミミの代わりではないことが、イマイチ信じられなくて。
これで、伏せられていたカードはあらかためくられた感じか。シリーズを通したストーリーとしては、ここが一番谷底であろう。残り3話、物語がどこへたどり着くのか、ドキドキしながら次回を待つ。



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