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とても良い

作画、演出、声優さんの演技、全てが完璧で素晴らしかった。だからこそ胸が痛かった。原作読んで、この展開が来ると分かってて、それでもすごくドキドキした。前半パートの雛のモノローグ、中盤の大喜とのやり取り、そしてラストシーン、鬼頭明里さんの演技が本当に素晴らしかった。雛の気持ちがこれでもかという程伝わってきた。大喜に付き合えないと言われた後の、必死に大喜に言葉を投げかけていく時のシーンと、そして最後の泣き崩れ、「何でこんなに醜くなっちゃうんだろう」のシーンが本当に切なかった。大喜を演じる千葉翔也さんの演技も、千夏先輩と雛の間で揺れて、散々悩んで、そして雛と向き合って自分の意思をしっかり伝える、そんな大喜の誠実さが分かる素晴らしい演技だった。声優さんの演技だけでなく、全編にわたってすごく丁寧に描かれた雛の表情、間の取り方、切ないbgm、キャンプファイヤーの炎の中に消えていく落ち葉の演出、あらゆる点で気合が入ってることがよく分かる。本当に素晴らしくて、そして辛くて切ない回だった。



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