メディアミックスの失敗、永遠の難題。
自分もリアルタイムでTwitter実況をしながら見るタイプだけれど、特に第1話は色んな人が見る(原作モノ等の放送前期待値が大きい作品ほど1話が視聴者数のピークになりやすい)から、ああいった心無い意見を見かける回数が一番多くて、中には目にするのも辛くなるほどの罵詈雑言もある。もうちょっと良い部分に注目して見られないのかなと常々思う。
春斗の叫びと重なる部分もあるけれど、アニメ制作側だけじゃなくて視聴者側の姿勢にも問題がある。特に昨今は1クールあたりの本数が追いきれないほど増えてきて、制作側も視聴側も「消費」意識が強まっているような。時間をかけて噛みしめれば面白い作品、沢山あるのにね。
昔どこかで見かけた「not for me」の概念も定着してほしいなと切に願う。
視聴者側に立つ自分が普段思っていることが、立場の違う作家側からも出てきたことに少し驚いたと同時に安心もした、そんなお話だった。
あと京が相変わらず聖人すぎる。彼女の今後の心境変化も楽しみ。
優斗さん、初対面でさほど驚かなかったのはそういう理由だったのか!
「流れる時間が違う」ってのは羽を落とすと短命になるってことなのかな…。儚い。
異種間恋愛に関して大人向けの深夜帯作品を軽く凌駕するほど緻密な設定を練っているなあ、と改めて思わされる回だった。
年単位の放送で積み重ねた伏線の回収も鮮やかで、見ていてとても面白い。