サービス開始日: 2021-01-05 (1799日目)
第1章から1年越しの関西編!昨年が本当に良い作品だったので期待せずにはいられない!ということで見に行ってきました。
良くも悪くも劇場版で75分かけて一纏めにしたのが勿体なさを感じたというか、前半のミア&りなりーのアメリカ帰るのどーすんのパートと、後半のせつ菜さん葛藤&グランプリ中止パートという2つの大きなストーリーを連続で描くので、ミアりなのエモエモ余韻に浸る余裕がなかったり、対して「愛さんとせつ菜」「菜々とせつ菜」「グランプリ中止に構わずステージに立つアイドル達」など、掘り下げようと思えばいくらでも掘り下げたい部分のある後半に割く尺が足りていないように感じました。
それでも良い部分は多くて、先輩の背中を押した栞子にはOVAでの成長が感じられましたし、あまり深くは描かれてこなかった「愛×せつ菜」の関係性に焦点をあてた終盤の展開は素晴らしいの一言。
もちろんステージのクオリティは凄まじく、まさかのりなりー2ステとか、ミア・せつ菜・愛のソロステに仲間が映し出される演出は分かっていても胸に来るものがありますよね。
あと、こっちにはかすみんがいないので笑いどころがどうしても少なくなっちゃうのが寂しさを感じたなぁ。果林さんはかっこよかったのでこの二人が輝く第3章をお願いしますよ…!
減点形式で考えたらツッコミどころは多々あるけど、プラスの部分を考えたら100点を大きく超える作品。4年間待った甲斐ある映画でした。
簡単なあらすじは「地球侵略系のバトル映画」になるんだろうか。死んでもアイドルアニメの概要には聞こえないけど、佐賀の命運を賭けたバトルシーンを経てのライブシーンの感動はひとしおでした。0号ちゃんへの思い入れがまた増えちまうよ。
MAPPAの作画力は流石でした
なんだかんだ76分で上手いことまとめたなぁ…という感動が一番大きかったかも。自ら名乗り出たらしい大川監督中心に制作陣の皆さんへの感謝の気持ちは計り知れない。二つの世界が交わった中で、アイカツ特有のまっっっすぐに困難に立ち向かうストーリーと、プリパラならではのファンタジー性及び抜群なギャグ要素が上手く絡んでいて退屈しない映画でした。
何より嬉しかったのはアイカツ関西組の報われっぷり。令和7年にみやびここねニーナの新規ステージが見られるとかおかしいでしょ。後者二人は2つも歌ってるし。ほんまにデカい映画でした
ラストのチャパティノリがだいぶ良かった。やっぱクレしんはふざけた内容があると光るなあ。あとはちょっと歌パートが多すぎるような。
梓川家に焦点をあてた一作。咲太自身の迷いや葛藤を中心に描く一本、やっぱり必要よね
家族というものの素晴らしさよ
3年越しの2期、記憶も曖昧になってたけど1話を見るだけでこの作品の雰囲気を思い出せました。やさしいせかいのラブコメかつ、付き合った状態で2期が始まるのでストーリーの展開が狭まらないかと感じていましたが、阿波連さんとライドウ君が交際に至ったことで作品としてできる幅が広がり、水着回やクリスマス回など、ライドウ君の男としての魅力溢れるエピソードが生まれたと思います。
そして何といっても最終回。数十年後から過去を回想する形で、高校卒業と再会、それを経ての結婚式を描いてくれたのが何より嬉しいし、ここでライドウ君の下の名前が明かされるというのも作品として素晴らしい終幕でした。shallmさんのEDにのせた作品冒頭の振り返りを最後に差し込んで〆てくれたのも本当に素晴らしい。やはり綺麗な最終回は後味が良くて最高な気分になりますね。
あと、2期からレギュラー入りしてたくさんの笑いどころと心温まるシーンを生んでくれた玉那覇さんが陰のMVPなのでは。
令和の時代に舞い降りた、久しぶりの王道な日常系アニメでした。本当に面白かった…!
メイン5人が揃うまでの序盤4話は、まこっちと食文化研究部の会話に若干のぎこちなさが見られたり、思ったほど料理要素が多くなく、このアニメを通して何を描きたいのかが見えてこず少し不安を覚えるスタートでした。
しかしそこからが圧巻。キャラの導入を済ませたあとは思う存分気持ちの良いキャッチボールが見られ、一人一人に心情の変化が生じるエピソードもアリ。6話のダイエット回、9話の大学祭、そして10話の帰省エピソード。この辺りはその中でも指折りで、一つ一つのシーンに見所がつまっていて何度でも見返せるなぁと感じました。
あとは最終回の冒頭に差し込まれた、まこっちがひとりご飯に行くシーン。1話との対比をここに持ってきて、勿体ぶらずにOPに入る。『ひびめし』の美しさが焼き付く最高の一幕でした。
こんな素晴らしいアニメを世に送り出してくださった制作陣の方々に言いたいことはただ一つ。
「ごちそうさま!」
久しぶりのきららアニメ、原作もそこそこ読んでたので期待度MAXでリアタイ視聴。
やっぱりシネフォト部創部までの序盤の引き込み方は圧巻で、これから1クールどんなストーリーを見せてくれるんだろう?という感じでワクワクが止まりませんでした。
ただ、結果的には良くも悪くも原作に忠実な部分が目立ったというか、ハルさんの漫画家仲間が続々と出てくるにつれて高校生組の出番が減り、それに比例してカメラの出番も減る。漫画家組オンリーの7話は特に顕著で、一体何の作品を見ているのか疑問が生じてしまいました。これに関しては最終回の牧之原先輩周りで大量に回収したとは言え、それぞれのエピソードで撮影シーンがあった方が良かったように感じました。また、クロクマ先生の登場と共に増えたホラー要素が少し多すぎたような。たまーに差し込まれるくらいがいい塩梅だったと思います。
SNS上でよく見かける『ゆるキャン△』要素の強さについても同様で、やはり目立ちすぎていたような。聖地巡礼や大食いスタンプラリー等は原作通りですし良回だったと思いますが、あの出番の多さだと「ゆるキャン△のスピンオフ」と思われても仕方ない気がします。あくまで『mono』には彼女達の魅力がたくさんあるので、アニオリ要素を加えるでもいいのでもっともっとそれを活かしてほしかったなぁ。
作画や主題歌、劇伴は素晴らしいし、きらら枠の中で比較すれば十分良作の括りに入ると思いますが、「もっとできる」ポイントが多いように感じたので勿体なさが残ります。