高校二年生の三学期を迎えた梓川咲太。
三年生の先輩であり恋人の桜島麻衣と、峰ヶ原高校で一緒に過ごせる学生生活も残り僅かとなった。
そんななか、長年おうち大好きだった妹の花楓は、誰にも明かしたことのない胸の内を咲太に打ち明ける。
「お兄ちゃんが行ってる高校に行きたい」
それは花楓にとって大きな決意。
極めて難しい選択と知りながらも、咲太は優しく花楓の背中を押すことを決める。
『かえで』から『花楓』へ託された思い。二人で踏み出す未来への物語。
良い話
TV2期を見るために、見た。ここから原作は積読状態なので、ストーリーはほぼ初見。
良かった。
あと、湘南界隈の風景が普通に出てくることに、改めて感動。界隈に住んでるので、完全に見慣れてる景色しかない。登場人物たちをすごく身近に感じることができた。(テラスモール湘南とか、まじ日常だしw)
どーでもいいことだけど、受験しに江ノ電に乗る花楓の背後の時計を見て、「8時発車っぽいから、改正前ダイヤかな~?」とか思った。
いい顔だ・・・
めっちゃいいな・・・花楓・・・
そっ閉じすごい
呪い抱えてるなー
すごかった
今期の青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ないを見るための予習として本作を試聴。
前作とその映画(~夢見る少女の夢を見ない)までは1年前に視聴済みで本作と、もう一編「ランドセルガールの夢を見ない」はサブスクになかったため未視聴であったが、今期シリーズに合わせてサブスク解禁されていたため、視聴。
本作はどういった思春期症候群が出るのかなの考えていたが、前作アニメシリーズの後日談というか、書ききれなかった部分の補完、次シーズンに行くための閑話休題といった感じの作りであった。
もちろん、そういう箸休め的話であるが、話の内容が面白くないかというとそういう事は一切なく、掘り下げが浅かった部分を掘り下げてエンタメとしてくれている良策であった。
作り的には短編として単体でも成り立つし、次作の「~ランドセルガールの~」のフリでもあるという作りなので次作も視聴予定。
キャラクターが”とても良い”ではなく”良い”となっているのは、主人公の咲太の性格があまり好きではないため。
思春期症候群というSFチックな要素が前面に出がちだが、登場人物たちの生活や人生観にリアルさも感じられるのがこのシリーズの魅力だと思っている。
今作もそれを感じる場面が多かった。
スクールカウンセラーって理想だけじゃなくてきちんと現実を伝えてあげないといけないから、時には嫌われる立場にならないといけないのが辛い。
やっぱり峰ヶ原に行きたいという花楓ちゃんに対して、願書という形で答えを用意してるのあまりにもイケメンすぎる。
麻衣さんにジェラっちゃうのもちょっとわかるかも。
多分1人だったら押しつぶされちゃうそうだが、一番身近にいるお兄ちゃんが味方でいてくれるのは心強いだろうなぁ。
花楓、やっぱり"かえで"のこと抱え込んでたか。日記もそうだし、周りの人から自分に向けられる感情も"かえで"の存在ゆえと感じてしまうと辛いよな。
そして「もう一人の私のほうが良かったんでしょ」はあまりにも重い。
よく言葉を押し殺したが、あのとき咲太はどんな感情だったんだろう。図星ではないだろうが、前のかえでが大切だったことも事実だし、
花楓にそう感じさせてしまっていたことへの罪悪感的な思いもあったんだろうか。
どちらが良いではなく、過去の自分がいたからこそ、今の自分がある。
最終的には、かえでに囚われることなく、花楓の気持ちで歩み始めた。
そしてCパートで次作への伏線もきっちりと貼って終幕。良くできてるなぁ。
前の自分に囚われていた妹、花楓にフォーカスを当てて送られる劇場版2作目。前回よりも衝撃的な場面は少なかったが彼女の心情とそれを思う兄の心情が丁寧に描かれていたように思う。
自分で決めることの大切さ、決心を決める難しさ、今の自分にも刺さってしまった。
以下は備忘録もとい感想
感想
今回見た夢は麻衣さんが小学生の姿で出てきた。これが何を意味するのか。かえでの進路か…彼女は中学生のころに引きこもっていた。でもお兄さんと同じところに行きたいといった。
峰ヶ原高校に通いたいのだな。難しいと言われていたけど…。かえではそれでも咲太が通っている高校に行きたいといった。咲太はそれを思ってか峰ヶ原高校の願書を持ってきた。勉強を教えることにもなった。咲太はスクールカウンセラーの友部さんと共にいることが多くなったな。余程かえでのことを思っているのだな。青星高校?全日制じゃないところか。かえでに別の選択肢を提示するため?
麻衣さんと咲太の二人のやり取りは健在。かえでの願書はまだ届いていない、それを心配する兄、咲太。かえでの手に傷。この傷は一体…思春期症候群の一部なのだろうか。
出かけるだけでも一苦労、彼女はそれでも頑張ろうとしている。それを止める権利はないと咲太も分かっているのだろう。そして受験当日。彼女は不安がある中で、外へ踏み出した。
麻衣さんは咲太に触れられないことが悲しいとか言っていた。他愛のない会話がいいな。昼休みに体調を崩したかえで、いったい何が起きたのか。
彼女は昼休憩の時に同じ制服の女子に見られたと思った時に体調が悪くなり、自分を責め続けていた。もう一人の私が頑張っていたからと彼女は言ってしまった。
彼は少し思うところがあったのかその言葉を聞いた彼は何にも言えなくなってしまった。もう一人のかえでが叶えられなかった夢。それがお兄ちゃんと一緒の高校に通うこと。
かえではあの後やはり落ちてしまったのか。スウィートバレットの広川卯月、彼女のように通信高校に通うことでもいい。本当に峰ヶ原高校に通いたいのなら応援する。
でもそれが果たしてかえでのためなのか。もう一人のかえでに囚われているに見えていたのかもしれないな。実際そういう感じだったみたいだな。でも咲太にとっては両方ともかえで。妹。
皆に注目されても大丈夫なパンダすごいっていう目、かえでおもしろくていいね。卯月は母親が通信制高校を見つけてもらって、そこに行っていた。
卯月の考えを聞いてかえではどう思っていくのか。卯月は自分で決めることの大切さを母親から学んでいたのではないのだろうか。前の自分がいたから今の自分がいる。
かえでにもそれは響いたのではないだろうか。友達にもすごいと言われてよかったな。そこで峰ヶ原への合格通知。定員割れしたとのこと。彼女はそれでも自分で行きたい高校にいくと決めた。
他の人からはみんなと同じが良いと全日制にしようとしたところ、巡りあわせだったとしても彼女は自分で決めたことなのだから。
青ブタでいっちゃん面白いんだからもう
咲太お兄ちゃんって本当にすごくいいお兄ちゃんで好きすぎる 弊もお兄ちゃんって呼んでもいい??
花楓................................................................................................................................................................................................................
青豚映画第2弾。
元に戻った妹ちゃんが自分になるお話。
この話が青豚シリーズで一番好き。
2025/06/22
当時見ようと思っていたはずなのに、放置してきてやっとDアニメで見た、二作品。
青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない
青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない
エンディングのかえで&花楓は良かったな…。
妹の続きを見れてよかった。