ゆるキャン△ 社会人編、どんな話かと少し緊張していたが、全くの杞憂だった……。良い。野クルの面々の社会人の姿、解釈一致すぎる。
大人になってできるようになることもあれば、大人になってもできないこともあるし、背負うものもある。ひとりではできないことでも、他者とのかかわりによって実現できることもある。
楽しさを伝えていくこと。リンからなでしこへ、なでしこからJKたちへ、etc. ひととひととの間での影響の連鎖の描かれ方。
「再生」。使われなくなったモノたちを復活させることも、かつてあったにぎわいを取り戻すことも、野クルの面々のつながりが再び生まれたことも……。キャンプ場がまた誰かの再生の場になっていく。
「なんだか、長いキャンプをしているようだった」。無性にしんみりしてしまった。野クルの面々にとってのキャンプ場づくりに相当するなにかを、いち視聴者である自分も見つけなきゃ、などと思ってしまった。
きな子が健気で、つれぇな……。
勝つために妥協はしない。あえて実力差をはっきりと描く。スクールアイドルの力をパフォーマンスでわからせる、ストイックな方向性へ。
謎のライバル?
EDの雰囲気はとても良い。
進級、新入生というシリーズ初の要素がおもしろい方向に作用しそうと予感させる1話。1年生みんな個性強め。
1年目でいきなり都大会2位、強豪校といっても十分な実績で、入部をちゅうちょするのもやむを得ない。
実力差という現実に直面することと、それでもなおあこがれ、トキメキを原動力に突っ走っていくこと、どのように描かれるか注目したい。
1期最終話はわりとほのぼの。父の心を読んで任務のために奮闘するアーニャもよいが、無邪気に遊ぶアーニャもよい。2期はシリアス成分も増えてくるのかな。
自分の能力でひとを喜ばせられることに気づいたのはアーニャにとっても良かったのではないか。スターライトアーニャと呼ばせるのはまあちょっと浮かれすぎだが。ダミアンも一線はわきまえるようで。
6歳のバケモン。避けるのはお手の物のアーニャ、特訓してた必殺技は不発でまあしかたない。ダミアンがアーニャをかばったのはなかなかほほえましい。
アーニャ、さすがに鋭い。ユーリの訪問を通して、結果として夫婦としての関係性が深まった。ロイドに情が芽生えつつあり、任務にどう影響を与えるか。
姉弟そろってぶっ壊れておりおもしろい。秘密警察とスパイの邂逅というヒリつくシーンのはずなのに、どこかギャグになってしまう。アーニャが寝てて助かったのでは……。
アーニャに見つめられて恋に落ちるダミアン、ガキ大将の威厳も台無し。
任務のために好成績を収めなければならないが、アーニャの気持ちも考えてあげるのがたいせつ。ようやっとる。
シャミ子が想像できる範囲内のモノに限り、杖は自在に形を変えられる。いろいろな経験をして想像力を高めていくといいのかも。ゲームに出てくる武器を想像せよ、という良のアドバイスは効果てきめん。お菓子のステッキが一番効果的だったのはなかなか示唆的。リリスと良の出会い、念写は惜しかった。
シャミ子の弁当を食べられなくて闇堕ちしちゃう桃さん……。ミカンの武器のパチモンを生み出して結構戦えたシャミ子、初勝利。小倉さん、何者……。