前回から1年経過してもう5級になっている事が驚きなら、いのりが学ぶルクスに理凰がやってくる事も驚き
雌伏の期間が飛ばされた事は少し勿体なく感じられてしまうけど、その分だけ飛躍を感じさせる内容となっている。あの頃は出来なかった様々な技を使えるようになったいのりの目標はその分だけ高くなる、光に近付いていく
そのような状況だからこそ、同様に光へと手を伸ばした理凰の人柄が描かれる運びとなったのかな
理凰は家庭環境に理由が有ったとしてもかなりふてぶてしいタイプ。大人にも平然と失礼で、友達以外は目に入らない
一方で理凰の実力は折り紙付き、司が手放しで褒める程。けれど彼は褒め言葉の受容を望まなかった。それは涼佳とは別ベクトルの大人への不信であり己への絶望か
父親や光という強大過ぎる選手の傍に身を置き続けた彼は光などと同様の結果を残せない事で一足飛びに己を才能ないなんて決めつけてしまっているね
理凰はいのりを視界に収めず強者ばかりを見る。故にいのりが何を見ているかを計れない
いのりも光を見ているけど、それ以外の選手だって司の頑張りだって見ている。だから司だけでなく間接的に己や多くの選手を馬鹿にするかのような理凰に激しく反発する。慣れない大声で気勢を上げるいのりの姿には驚かされたよ
今のいのりには高すぎるようでいて、実は届く余地がありそうな6級。視野が狭い理凰の目を覚ます成績を収められるのだろうか?