社会人を辞めてニートになったというより、人生をネットゲームの中でやり直そうとしているような印象を受ける。そこで自分の分身をイケメンキャラにしてしまうのは自己否定の現れ?
敵に全く歯が立たなくて行き詰まっていたところに可愛い女の子が声をかけてきて手伝ってくれる。そんな状況は現実が現実で起きれば警戒してしまうものだけど、それが必要ないのがネットゲームの特権か。森子はそういった人間関係を求めて会社を辞めたのではないかとつい想像してしまうけど、実際はどのような理由で辞めたのだろう?そのうち、描かれるのかな?
互いにクリスマスプレゼントを送り合う林(森子)とリリィ。その姿は最早完全に恋人そのもの。これが現実世界での出来事なら後はイチャコラするだけなんだけど、まだ物語は始まったばかりということを併せて考えると、ここからネトゲ恋愛ならではの展開が発生してくるんだろうか?
直前のコンビニでのやり取りからそのまま互いの正体バレまで進むのかと思ったら、そうはならず少し肩透かしを食らった気分
特殊な要素を多く含んだ世界観だなというのが第一印象。そのせいか世界観に圧倒されるばかりで説明された全てをきちんと理解しきれたとは言い難いかも
サイミアを使える印持ちと使えないが長命の印なし。力のある無しで差別が行われず互いを助け合っている部分だけ見れば泥クジラはバランスが取れているように思えるけど、長老たちが外の世界について何か隠していた点や体内モグラと呼ばれる荒くれ者たちの鬱屈具合を見るに危ういバランスの上に成り立っているようにも思える
チャクロの前に現れた刀を操る少女リコス。チャクロが武器をほぼ知らないような生き方をしてきたのに対し、刀と寄り添うようにひっそりと生きていた。まさに住む世界が違うと言わざるを得ない境遇。リコスを連れ帰る時に降った雨は吉兆の印ということだけれど、むしろリコスとの遭遇は不幸の始まりのように思えてしまう
特にリコスが武器を持っていたこと、その武器に血がこびり付いていたことをチャクロが皆に伝えなかった事で最悪の事態を招いてしまうような……
自身を競売に掛け鎖をつけられるチセ。非常にリスキーで背徳感溢れる方法なのに、そこでチセが願っているのは何でもいいから帰れる場所が欲しいとだけ。その姿からは追いつめられた少女の姿を現実的に感じられる
けれど、そこに骨の頭部を持つ魔法使いが現れ、温かい食事や暖かい家を与えられ家族とまで言われてしまう。非現実的にも程がある展開
競売に掛けられた事もエリアスに買われた事もチセがスレイ・ベガだからという特殊な背景がある。それによって見えざる者が見えていたチセにとっては、「良かったことなんて一つもない」と叫んでしまう程の事実なんだけど、エリアスに言わせれば「運が良い」とのこと。これは現実的な人間の世界から非現実的な魔法使いの世界へ渡ることで価値観がひっくり返る可能性が提示された瞬間とも言える
その後のチセに付けられた鎖がエリアスによって壊される瞬間の表情がとても良いな。
絶望の淵から、突然厚遇を受けるようになった現状はチセにとって現実感に乏しいものなんだろうね。だから妖精の誘いにもホイホイ乗ってしまう。
人の世界で暮らすより楽だという幻想的な誘い。そこから自分を引き戻すために現実的な痛みとエリアスの言葉によって踏みとどまったチセ
チセは帰れる場所が欲しいと望み競売に掛けられ、エリアスによって帰れる場所を与えられた。けれども最終的にはチセ自身がその家に帰りたいと思わなければ本当の帰れる場所とはいえない。競売に掛けれられる前のチセにとっておぼろげだった『家』のイメージが現実味を持った瞬間なのかな
面白いのはチセが『家』を手に入れた瞬間にエリアスから更に提示されたのは『お嫁さん』。15歳の少女にとって結婚するだけでも非現実感なのにそれが魔法使いの嫁だという。チセがエリアスの言葉を現実のものとして受け入れられる日は果たしてくるのだろうか?
アニメやマンガにおける「目付きが悪い」系主人公ってどうしても、そこまで目付きが悪いようには見えない。特に本作だと可愛らしい絵柄も相まって尚更
ただし、声だけは本当にドSキャラになっていた。ありがたや
メイド喫茶のような成りきりタイプの喫茶店。店員それぞれに属性が割り振られているけれど、本人が元々持っている属性とはまた別の属性が割り当てられているのは少し面白い
純和風少女の苺香はドSキャラ、ゲーム大好きな夏帆はツンデレキャラ、妹が欲しかった麻冬は妹キャラと視聴者的には一つのキャラで二度美味しい状況になっているね
ディーノの好みと苺香の海外留学志望。併せて考えると結論は出ているようなものだけど、果たしてどうなるのだろうか
第一話でアイドル転向してユニット結成まで進み、更には他のアイドルと対面してしまうなんて話が随分進んでいる印象。その一方でWはまだプロ選手のままなのか
現役弁護士であった天道輝がどうやったらアイドルになるのかと訝しんでいたら、かなり説得力のある展開になっていたのは驚いた。
事務所を辞め既に弁護士として行き詰まりを感じていて、それでも自分の中にある根本的な願いを果たしたいと悩んでいる時にアイドルとしての誘いがあれば、受けないこともないか。それでも社会人男性が28歳になってからアイドルになるってのはかなり勇気の要る決断では有るけれど
デレアニと比較するのが正しいかどうか判断がつかないけど、コミカルなシーンは多い印象。そういった描写のお陰か、男性アイドルの活躍をメインとした作品でメインターゲットは女性なんだろうけど、それでも男性である自分も抵抗なく視聴できているかな
第一話だから困難な課題でなかったとはいえ、あまり七転八倒すること無く解決されたような。DRAMATIC STARSの面々は社会人を経由しているだけ有って、目の前の課題に対して要領よく対処しているなぁ
他のメンツも社会人ばかりだし、今後もさくさく進行して行きそうな予感
父親が転勤族だから引っ越しは慣れてるからって、高校3年生になって因縁有る街に帰ってくるってどういう気持なんだろうな。
高校3年生は何か始めるにはあまりに遅すぎる時期だけど、だからって何もしない訳には行かない時期でもある
そんな気持ちを抱えているのは瑛太だけではなくて登場人物全員に共通しているのかな?ホームラン打つまでバットを振り続けた陽斗の行動もその一つなんだろうな
共に始めた二人が予備校のために途中で抜けても陽斗だけ辞められなかったのは、些細な行為であっても他人からは意味のない行為にしか見えなくても、ホームランを打つことで何か記録を作りたかったからなのだろうか。そしてその記録を手に告白か
最後には校内に響き渡る演奏と瑛太との一打席勝負によって、緊張感ある一瞬になったのは驚き。
瑛太と陽斗の以前の繋がりはあっさり途切れてしまった。それが再び繋がるには何かしらの儀式が必要だったのかもしれないと考えれば、今回の一打席勝負は意外と大きな意味を持っていたのかもしれないね
瑛太は元野球部のようだけど、廃部寸前の写真部とか瑛太が事ある毎に撮影していたことを考えると、この先写真部に入部するのかな?
イマイチこの作品の方向性がまだ見えてこないけれど、「さくら荘のペットな彼女」や「青春ブタ野郎シリーズ」で発揮された鴨志田先生ならではの雰囲気はこの作品でも披露されるのかな?
まさかルルーシュはあの状況でチェスの駒を拾うためにわざわざナイトフレームから降りたのか……?本当に面倒臭い男である
お互いに素性を知らないままなのにルルーシュの支持に従う扇達とか、アンカーフックの射出だけで崩れる地面とか無理がないかと言いたくなるけれど、本作でその辺りを考えるのは無粋か。単純に只の学生であったはずのルルーシュの戦術により弱者が強者を倒す展開として楽しもう
自分の思い通りに動く戦場にやれるじゃないかと大笑していたルルーシュの鼻っ柱を折るのがかつての旧友スザクであり、戦術も何も無い圧倒的な力であったことは何とも面白い展開。
又、このシーンで善と悪がひっくり返ったような気がする
前回のルルーシュは事故車両に駆け寄り救助を行おうとしたり、C.C.を安全圏へ連れ出そうとしたりと善の主人公らしい行動が目立っていた。けれどギアスで死ねと命じるシーンもあったことで善と悪の境界で揺れ動いていた。今回、スザクから逃げるため、わざとでないとはいえ親子を殺しかけたことでルルーシュは完全に悪の側に回ったように思う
そして、同時に最新鋭の試作機で戦場をひっくり返し親子を助けたスザクが善の側に回ったように思える
かつての旧友が互いの現状をよく知らないまま、善と悪として敵対していく流れは先の展開を期待させるね
やはり10年近く前に視聴しただけなので、覚えていない部分が多いな。第一話ってラストシーンはよく覚えているけど、ほぼルルーシュが事件に巻き込まれている描写ばかりだった印象がそこまで無かったな
其処此処でルルーシュの性格を推測できる描写が有った。
貴族に対して慇懃な態度を崩さない割に、どれだけ背伸びしたって世界は変わらないと呟いていたり。かといって全てを諦めている訳でも無く、事故車を見れば率先して動く気概も有る。そういった意味では王道的主人公タイプと言えるのかな
ちょっと笑ってしまったのは「王様から動かないと部下が付いてこないだろ」という皇族なら立派な精神をチェスにも適用している点。これは間違いなく面倒臭いタイプですわ
961プロを辞めて1年も小規模な活動を続け、並み居る勧誘を拒み続けていたのは、やはり961プロで駒として扱われた一件がトラウマになってしまったからという背景が有るんだろうか?けれど、961プロを辞めても「Jupiter」のユニット名を使い続けられたことが、何よりも961社長からのメッセージになっている気がしなくもないが
ファンのために全力でやるだけだと息巻きプロデューシングに留まらず時には機材運びやらもしていたJupiterだけど、その一方でファンの気持ちの汲み取りが疎かになっていたということかな。
あくまでもアイドルなんだから、ファンのために自分の全力を出すことよりも、ファンが全力で楽しめる環境を作ることは大事だよね。そういった意味では人気に見合わない小規模なライブハウスで自分たちのスタッフを持たないままの活動は315社長から「アイドルとして大事なものを見落としている」と指摘されても仕方ない
会えなくて残念がるファンの顔を見て、躍進する765勢を見て、ようやく冬馬は315プロとの契約を決意できたようで。これが良い選択となるかは、今後315プロがどれだけ大きな事務所になるかに掛かっているのかな?
アニマスからSide Mへ繋がる前日譚としてこれ以上無いほどの話だった。今回は息遣いのみだったプロデューサーがどのような人物なのか、そして「理由あってアイドル」というコンセプトを活かした話がどれだけ展開されていくのか本編を楽しみに待ちたい