図書館でアルスノトリアとパウリナが話していた内容は、少し意味ありげに感じました。
アルスノトリアが末妹で、パウリナは色的に四女でしょうか?
新任教師は外から来た人間とのことですが、外とはwarningパートの世界から来たってことなのか、あるいは、アルスノトリアが見る悪い夢がwarningパートなのか?
まぁ、その会話シーン以外は相変わらず退屈な日常の描写に感じてしまい、湧いてくる疑問も割とどうでよく思えてしまうのですが。
レグの正体について「かんしょうき」ってなんぞやと思って公式ページ見たら漢字で「干渉器」と書かれていました。
干渉とは、他者に接触して自分の意に従わせるって意味合いだけど、何に対して干渉するための存在なのか気になります。
作品タイトルが「メイドインアビス(=アビス製)」で、これが仮にレグのことを指しているなら、レグはアビスによって生み出された、探窟家に干渉するための存在なのか?それともアビスの生物に対して干渉する管理者的な存在だったのか?そもそもアビスにそんな意志が存在するのか?などなど疑問が尽きないです。
そもそもレグが干渉器とは似て非なるものって可能性もありますしね。
その他にも、村の成り立ちの詳細や、ヴエコが成れ果てじゃない理由、ミーティの複製体ついてなど、どのシーンでも疑問が湧いてくる展開でした。
それにしても、6層に来てなおボンドルドに振り回されるナナチには切なくなってきます。
永遠に無くならないタバコのような扱いのミーティとか、表現も相変わらず容赦がなくエゲツないです。
褒めてもらいたくて尻尾フリフリなデミウルゴスや、帝国の属国化を自分の手柄のように喜んでいるアルベド、椅子になって興奮するコキュートスに、汚名返上のシャルティア。ストーリーの本筋より、守護者達の生き生きしてる様子が印象的なエピソードでした。
コキュートスの言う、将来背に乗ってくれる方って、一番最初に守護者が勢揃いした時にデミウルゴスが懸念していた跡継ぎのことでしょうか?お馬さんごっこで遊ぶつもりなんでしょうかね。
4話では、綾小路が暗躍している感が出てきた印象だったのですが、櫛田が裏切り者と判断したのは単に消去法だったり、体育祭では何もしないと言ったり、ちょっと肩透かしをくらった気分です。
櫛田が裏切り者と判断したのは、船で軽井沢をいじめていたCクラスの女子をいじめ現場動画で脅して聞き出したのかとか、裏切り者に偽情報を掴ませて裏をかく展開とかを想像していたのですが、大して何もしていなかったのですね。
綾小路の狙いは勝つより、堀北、あるいはDクラス全体に成長の糧を得させることにあるようですが、ちょっとギスギスしすぎて逆効果な気もします。
現代社会では情報の広がるスピードは早く、真偽がはっきりしないものも多く存在します。そんな情報過多な中で生きている現代の生活を風刺したエピソードだったように思います。
誤った情報であっても、多くの人が認識すれば真実になってしまうことや、そもそも真実とはなんぞやという事を考えさせられました。
例えば、俺が考えるデートコースを披露するバラエティー番組でがあったとします。
披露するのは爽やかイケメン俳優と気持悪いが売りのお笑い芸人です。
イケメン俳優は、いかにも女性ウケしそうなデートプランを披露し女性陣から黄色い声援が飛び交いますが、
お笑い芸人は、ダメな典型のようなプランを披露してツッコミを入れられながらも、番組を盛り上げます。
イケメン俳優の高感度は上がり、お笑い芸人はやっぱり気持ち悪いと蔑まれて番組が終わります。
さて、ここでの真実は何でしょうか?
もしデートプランは番組の作家が作ったもので、イケメン俳優とお笑い芸人が、さも自分が考えたかのようにしゃべていただけであればどうなるでしょうか?
イケメン俳優のファンであれば「流石イケメン俳優、わかってる〜」とそのまま素直に受け入れるでしょうし、
お笑い芸人のファンであれば「イケメン俳優の引き立て役おつかれさま」と同情する人もいるかも知れません。
面白い番組を求めている人であれば、ただ笑えればそれで良いという人もいるでしょう。
結局のところ、受け手側の個人個人が何を信じたいか、何を求めているかで真実が決まるように思います。
もしイケメン俳優が本当は女たらしで浮気している奴であるならば、一般に「真実」とされている爽やかさは「間違い」になりますが、
それを信じたくないイケメン俳優信者にとっては「爽やかさは『間違い』」ということが「間違い」となってしまいます。
マダム44の「真実は間違いで間違いは真実。そして間違いが間違いで真実が真実だってこと」というセリフはそんな事を言いたかったのかもしれません。
結局、一般大衆の大きな流れとして、何を真実とするか、何が正しいかを決めるのは難しい事のように思います。
大事なのは一人ひとりが、しっかりと考え真実を判断することにあると思います。その判断の積み重なりが、大きな流れとしての真実になると思います。