みんなで頑張って一等賞!絆も深まり5人ならなんでもできる!
ってそういう感じの話か~って思ってたらバトル後の演出がとてつもなく良くて度肝を抜かれてしまった。その舵切りすごいわ……
ピースのがんばれって絶叫とマーチの泣きがとても良かった
こういう導かれたセカイのクライマックスじゃなくて、日常の中にある諦めないとか頑張りとか友情がプリキュアのとっても良いところわね
大事なのは勝ち負けじゃなくて、どう頑張って何を得るかってこと
たとえ勝負に負けても、お互いの頑張りを称えられるのはとっても素晴らしいことでじーんと来ちゃう
本日の夜実況。
チームのエースであると目されていたなおが転び、競技での結果が出せなかった。しかし、団体競技の尊さは結果ではないと言うのだから、なるほど筋は通っている。
一方、体育祭が憂鬱でたまらなかったやよい。自分は彼女の立場にこそ寄り添いたいから、この回を自分は、サブタイ通りのなおではなく、やよいの当番回として観たいと思う。
やよいは一見、クラスメイトからの応援を受けていたけれども。
実際には「負けたら承知しねえぞ」という台詞にもあった通り、結局結果ありきの応援だった。「スポーツは結果ではない」観点からやよいを応援していたクラスメイトはいなかった。
この描写に嘘はなくて、残酷なほどリアル。やよいと親しくないクラスメイトは、やよいの様な運動音痴に寄り添ったりはしないのだ。
自分が選手として歓迎されていなかった体育祭への参加に、やよいは果たして満足できたのか?
「クラスメイトが応援してくれたから楽しめた」からではなく「ひとりのメンバーとして全力を出せた」ことに満足したのだったら、満足の主体があくまで自分にあって、なるほど、プロットとして破綻してはいない。
ただ、団体競技に興味のない自分には少々「奇麗ごとが過ぎる」とは感じるのだ。もう少し説得力を積んでくれないと。
髪をおろしたみゆきが、自室でバトン受け取りの練習をしていたシーンはちょっと可愛いw
きょうはいわゆる「駅伝回」で、わんぷりの放送がない。過去の放送から、駅伝つながりの回を視聴。
表向きには、メンバーきっての体育少女なおを通じて、団体競技の達成感や「結果が全てではない」ことを伝えているけれども。
自分としては、体育祭そのものが苦痛であるやよいの立場に共感する。
やよい自身は体育祭の意義そのものを否定しないし、なおの意図を汲み取って選手としても努力する。オトナな対応だなと感じる。その一方でクラスメイトは、足が遅いやよいの陰口をたたいたりしている。
美談だけで終わらせていないのは感心だけど、自分としてはむしろこの問題にこそオチをつけてほしかったと思う。もう少し。