ゆりさんのアドバイスを受けたい、つぼみとえりか。先代のアドバイスを受けたい、和菓子屋のお兄さん。
よく似たふたつのエピソードが、パラレルに進行する。
「お客様の笑顔の為」「職人としての評価はあとからついてくる」一見いい話なんだが、先代達がそれを教えてくれないのは合理的ではないし、ただの意地悪と感じる。
同様にゆりさんも、こんなにがんばっている2人に「あなたたちを認めない」とは、どういった了見なのか?この人のことが好きになれないと、初見では思った。
深い悲しみは、ゆりさんからプリキュアの力と情熱を奪った。
ゆりさんは悲しみを克服し、それらを取り戻そうともがいている。失ったはずのプリキュアの力を振り絞るシーンは熱い。
キュアムーンライトの愛のムチと和菓子屋の厳しい修行をダブらせる。
前にいつき祖父が言ってたように、大切なのは本人の心で、「他人に認めて欲しい」という動機じゃダメなんだよね。
でも、甘やかすのはもちろんダメだけど、理不尽に厳しいのもダメで、お客さんのために和菓子屋の後継ぎを育てる、世界を守るために次のプリキュアを育てるという達成すべき課題があるから人材育成は難しい。
サソリーナの「寒ッ」というツッコミが好き。
和菓子職人の師弟関係をゆりさんとつぼみ&えりかの関係を相似形にして描いた回。
師匠に認めてもらうことよりも、本質に意識をフォーカスすることの方が大切だと。
シブい話だ。
努力や諦めない姿勢に、プリキュアとしてゆりさんが何かを認めたから、割って入ったのかしらね。
背中で語る不器用タイプ?
本日の夜実況。
何度か観ている回だけど、正直、未だに意味がわからない。
まさひろお兄さんが問題にしているのは、大福が先代と同じ味にならないことなのか、それとも先代に認めてもらえないことなのか。
まず、後者の主張には異論なし。まさひろお兄さんが先代に認めてもらえないことを問題にしているのは、感情論に過ぎない。
一方、まさひろお兄さんは前者の問題については自分の技術の問題であると考えていて、先代から技術的な助言を得たいと思っている。しかし先代は、このふたつの問題を「根は同じ問題である」と考えている様で、技術について尋ねているまさひろお兄さんに対して精神論で答える齟齬が起きている。
「お客様のために大福をつくる」精神性が、薫子さんにもわかるほどの味の違いとして現れるのか?
もしそうだったら、なるほど「根は同じ問題である」ということになる。自分は「どちらも大切だけど、あくまで別個の問題」いう立場で、先代がこれらの問題を混同している為に、このエピソード全体への理解が難しくなっていると感じる。
一方、「ゆりさんに認めてもらいたいが、なかなか認めてもらえない」という、まさひろお兄さんの「後者」と同じ問題がつぼみとえりかにも起きている。先代にあたるゆりも、「プリキュアの使命の前には、誰かに認めてもらうことなど無意味」という、和菓子屋の先代たちとほぼ同じ立場。
つぼみとえりかの側は、まさひろお兄さんの側と状況が違っいて、自分はゆりさんに対して「同情の余地は確かにあるが、経緯から言っても後輩を指導する責任がある」と考えている。過去の回でも繰り返し述べているので、今回はこれ以上は触れない。
まさひろお兄さんの話に戻ると、徒弟制度の精神論は行き過ぎていて非合理であると感じざるを得ないことがある。
ホリエモンあたりが好みそうなまとめになってしまうことに自己嫌悪w
ゆりさん生身で欠けたプリキュアの種でもある程度の力が出せるのか…。ダークプリキュアがムーンライト時代に生まれたことも判明。
ムーンライトに認めてもらうために砂漠の使徒来ないかなぁだなんて言うえりかが酷いwそして3人クシャミするしw
ブロッサムが指摘してたけど、サソリーナたちのこころの花も存在してるんだっけ?まぁ本人が言うように真っ黒なのかもしれないが。。
(2017/7/4)