コア、そして、フェストゥムの成長によって竜宮島が新しく始まる物語。
フェストゥムが一枚岩でなくなることは、より人間に近付いていくことと同義で、それが猛烈に怖いなと感じてしまうのはきっと人間としての本能的な部分なんだろうな。
個人的にはもうちょっと後輩組の掘り下げが欲しかったところ。
ファフナー無印を再放送で久しぶりに見た流れで、配信で視聴。
完全にTVシリーズの続編。
これを見ておかないとEXODUSは意味わからないよ!という話を散見したけど、まったくその通り。EXODUSはリアルタイムで見たけど、「なんか記憶の中の前作とつながらないな??」と困惑したのを思い出した。
無印を見た直後だったので、竜宮島の「平和」に涙が出そうだった。
そこへの来訪者、そして戦闘。
先輩になった前作からの子達、島を守る立場になった後輩達。
それぞれの成長が微笑ましかった。戦闘は苛烈だけれど……
個人的には、すっかり島になじんだカレン、そして甲洋の帰還が特に嬉しかった。
戦闘シーンも格好良くて迫力があり、これは劇場で見たかったなあ……
良いよね、救われない話。
今作は、割と絶望だらけ、楽しいね。
まず思ったのが、この作品初見であまり理解させる気無いだろ というのはシリーズ通してなんだな…と。wikiとか他人の考察とかでようやく納得出来るので、視聴時は置いていかれてる感が酷い。
ともあれ、作風と作画は一新していて、ストーリーも(理解したら)かなり面白かった。
フェストゥムは変わっていくのに、人類軍は変わらないという愚かさが見えたり、来栖というキャラが一騎に影響を受けて、考えが変わっていく様だったりと、見どころが多かった。
さらっと重要そうな部分だけを2週目したけど、ようやく楽しめた感あるなあ。ゼロファフナーってなんぞや とか思ってたら、バカでかくてバカ強くて、作った親の思いがあったりして。
良い気がするけど要所要所がうろ覚えでイマイチ入り込めない。本編から続けて見直したい…
2期以降でとても大事になってくる人たちの話だよ!!!!
敵も一枚岩ではなく多種多様なものたちであり、話し合うことで戦わずに共存することができるんだなと現実世界にも通じる教えを得られる作品。
でも、初見で見ても理解が追いつかなったし、2周目見ても理解が追いつかなったし、3周目見ても理解が追いつくかが自信がない。とはいえ、ファフナーの中ではかなりハッピーに見れる作品だと思う。この作品で終わりにしておいたほうが心の平穏は守られる。終わりにしておこう。
この話がないと本当に先に進まないぐらい重要な話になるのは理解しているけど、この話で何があったか振り返っている今あまり思い出せない。
中身がないというわけではなくて、作品の世界観を深く掘り下げるのに一役を買ってる作品なので見ないと始まらないことには変わりない。
ゼロファフナーでっかい。
新たな物語を感じさせる…。全ては始まったばかりだ。おかえり。