本日の夜実況。姫プリでいちばん大事なエピソードはこの回、はるかの自分探し。
田中監督自身が演出を担当。ほかのスタッフに譲ることが出来なかった回だったに違いない。
はるかの夢のルーツはどこにあったのか。
カナタが彼女の夢を強く後押ししたことは確かだが、夢のルーツとまではいえない。というのは、はるかの夢「プリンセスになること」は、カナタに会う前からのものだから。
何故プリンセスになりたいのかと問われ、幼いはるかは「きらきら可愛いから」と力強く言った。形から入るのは大いに結構。それを叶えるまで貫けるのなら尊いものだ。
カナタが言う様にこの夢は、彼女のパーソナリティの全てだった。
「プリンセスになること」は、はるか自身はおろか、カナタの夢にすらなってしまった。
自分が夢を追うことが他の誰かの夢になる。この境地に達してこそ真のプリンセスか。
次回からの最終章とでも言うべき新展開は、キュアフローラに続き、他キュアたちも己の夢を確かなものにしていく。
遅刻したけど、キュアフローラ生誕祭として視聴。
キュアフローラの当番回としてはド本命、今さら語るべきこともない神回を今年も選択。
レッツゴープリンセス。
キュアフローラ生誕祭として。フローラの当番回として、誰しも真っ先に浮かぶのはこの回だろう。
プリオタの必須科目のようなこの神回について、「どこがよかった」と今さら述べるのも野暮な話ではあるがw
キュアフローラの特殊変身と、そこに至るまでのドラマ。その場での「レッツゴープリンセス」というつぶやき。
「夢はきみの全部なんだね」「きみが笑顔でいられるように、ぼくはきみの夢を守りたい」というカナタの甘い台詞。
戦闘中においては、復活したキュアフローラに花を持たせるかのような、両手プリンセスロッド。等々。
印象的なシーンのつながりだけで成り立っているような回であるなw
今期のひろプリにおいて、鷲Pはプリキュアのヒロイズムを「両の足で立つこと」と再定義した様だ。それはまさに、この回でのキュアフローラの様な生き様を指しているのではないか?
挫折に対して、近くにいる誰かが手を差し伸べることはできる。しかし、立ち直る為のスイッチは、最後にはやはり本人が押さなければいけない。それは自分の経験としても共感できる。
本日の朝実況は、語り尽くせない神回。
カナタは新しい夢をはるかに語った。「きみが笑顔でいられるように、ぼくは、きみの夢を守りたい」。
それが人生全てを賭けるに値する、自分の夢だというのか。これはもう、告白としか言い様がない。
はるかの回想の中で、「プリンセスになりたい」という夢のルーツが描かれている。何故プリンセスになりたいかと母に尋ねられたとき、幼いはるかは「きらきらかわいいから」と答えた。
これはいわゆる「形から入っている」動機だが、日ごろ言っている通り、その様な動機が卑しいとは全く思わない。「褒められたいから」という動機を「承認欲求(笑)」などと小馬鹿にする風潮も嫌いだ。どんな動機であっても、努力や善行につながるなら、それは尊いものではないのか。
キュアフローラ生誕祭として視聴。
プリキュアシリーズに通算2,000話近くあるエピソードの中で、神回とまで呼んで良い回はほんのわずか。この回はその神回に該当。
「プリキュアを助けてくれる、イケメンの男性キャラはいない」
それはプリキュアシリーズ当初からのアイデンティティであり、ここまでにシリーズが10年余りの歴史を積み重ねても、そこから大きく逸脱したキャラクターが登場することはなかった。
ではカナタはどうだったのか?過去の男性キャラと違って、カナタは自ら戦うこともできる。彼はプリキュアを助けてくれるイケメンの男性キャラではないのかといえば、そうであると言えるし、そうではないとも言える。
カナタは甘い言葉ではるかを挫折から救ったりはしない。肝心なところではるかを救わない。それどころか、はるかを挫折させた引き金を引いてしまったのは他ならぬカナタだった。
はるかの様な、ドレスアップキーに選ばれてしまうほどの「プリンセスの天才」であっても、夢に行き詰まることはある。夢はポジティブな感情ばかりを与えてくれるものではない。
はるかの夢はどこから生まれたのか?そのルーツは、幼い頃のはるか自身だった。はるかにドレスアップキーを与えたのは確かにカナタだったが、元々プリンセスという夢を持っていた、はるかの背中を押したに過ぎない。夢の主体はあくまではるか自身だった。
王子様にすがることなく、肝心なところでは自力で立ち上がるプリンセス。そんな、強い主人公像に魂を揺さぶられる。
神。ありがとうございました。
女児アニメでこのテーマやる????女児泣いてない??????
本日の夜実況。ネタバレあり。
「夢はきみの全部なんだね」
はるかが立ち直る為に必要だったのは、カナタの謝罪や応援ではなく、夢が自分のものだったことを「思い出す」ことだった。
夢を見続けた日々を「幸せ」と言い、はるかは幼い頃の自分に感謝する。
迷いのない力強いはるかをみて、カナタは「はるかを見守る」という新しい夢を持った。夢見ることにより、その姿で夢を与える存在にまでなったはるか。
他者の夢を守り応援することと、自分自身の夢を叶えることが、共にグランプリンセスとなるために必要であることが繰り返し語られてきた。夢見ることが、他者の夢になりうる。これがその答えだったような気がする。
フローラが宿敵であるとはっきりと認識し、感情をむき出しにしたクローズが良かった。
前回、らしくない謀をしてはみたが、この熱さはクローズ本来のもの。
特別な演出がてんこもりで、書き切れないw
輝く魂は、プリンセスの条件。
最高の回ですね!
めっっっっっちゃめちゃよかった、、ほんとによかった、、、
よかったとこがありすぎて噛み砕けてないけど、ハルカの今まではほんとに夢とともに生きてきたんだな…その夢をなんでこんな夢って思うのつらいな…って思ったけどその回想で最後は幼い頃の自分に「ありがとうあの時夢をもってくれたおかげで」ってなるのめちゃめちゃすごいしよかったし「レツゴープリンセス」って呟いて再び前を向いて奮い立たせたフローラに震えた。気高い。
あとロイヤルの衣装のリボンめっちゃかわいくて美しいのにとてもかわいくて、39話ほんとよかった、!
絶望から抜けて復活したときのはるかの変身の仕方カッコよかった!しかもロイヤル、めっちゃゴージャス…EDも早速変わったし。
このタイミングでカナタも復活するとはw 新しいキーが出てきてカナタがプリキュアになるのかと思ったよ(違)
「私を忘れるなー!」って攻撃してきたシャットさんワロタwごめん忘れてたw
(2015/11/8)
はるはる曰くみんながいてくれたからとは言っていたけど、自分で自分の夢を思い出し立ち直る姿が素晴らしい。
それに釣られてカナタも記憶を取り戻すっていうのも納得感がありよかった。
戦闘描写もその他の部分でも気合いの入った作画であったし最高の回だった。
それにしてもはるはるは強いなぁ。
展開も無理がなく、下手に引き延ばしもなくてよかった。はるかの笑顔が最高。はるかが自分で夢を取り戻すのもよかった。カナタの記憶も戻ったことだし、そろそろラストを意識した展開になるのかな。