コックピット内のマリーダさんに違和感があるなぁと思ったけど描き直しだったのか。
実際においしくなったようだけど、話すために療養食を理由にするマリーダさんかわいい。
人としての意志をすて、他の人間の意志を受け入れるための「器」となったフル・フロンタル。
シャアも生きてればこの考えに至ってたりは…しないかなぁ。
大友しかみてないと思ってたけどしっかりイラスト来てて良かったやん!苦心して選んだのかもだけどw
シャアが人の可能性を信じていたのはそうだろうけど、皆でよりよく生きるという未来は捨てていたと思う。アクシズを地球にぶつけてスペースノイドだけの世界を作ろうとしたわけで。
ジオン・ダイクンの理想は、人類全てをより良い社会を築けるニュータイプに進化させるために、全地球人の宇宙への移民を前提にしていた点で、人の器たらんとするものだったと思う。ギレン達によって選民思想的性質が先鋭化されてしまったけど。
フルフロンタルは真に人の器たることはできないが、サイド共栄圏を作って地球を一地方に格下げしてとりあえず全人類の力学的バランスを取ることで、擬似的に器たらんとしてるってことかな。バナージは才能があるが、全ての人の意思を汲むという理想を追ってもかつての自分と同じ絶望に突き当たるだけだから「私と来い」と。
生身で宇宙空間へ出ました?
機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096 第17話。う~ん、やっぱり主人公とヒロインの主張に魅力が感じられないなあ。なんだか最終的に主人公(バナージ)にも、ヒロイン(オードリー=ミネバ)にも、ライバル(リディ)にも魅力が感じられなかった作品という印象になってしまいそう。
ラプラスの箱は連邦ジオンが隠したい情報としか思えないし
皆の為に使うって言うには中身が不透明すぎるんだよな
撃つの躊躇せずにさっさと撃てよって思う場面が多々あるが
爆風やらの事考えたら無理だよな
人の未来は人が決める、それぞれの矜持
艦内で本格的MS戦かと思ったら、居場所が無くなりますね。この考えが宇宙規模で拡大してくれると平和なのですが。ジンネマンがアンジェロのMSのツメを食らった時、死を覚悟というか、生存意欲を失った感じを受けたのですが、戦いの後は新たに生きる理由を見出したようです。このへんのブレというのも作品テーマなのでは。対してブレない(人間味が無い)のがフル・フロンタル。ブリッジを制圧しのが、アンジェロじゃなくて、フル・フロンタルなら、間違いなく艦長を撃ったと思います。
今回はそれぞれが持っていた仮面が外れ、素顔の部分が垣間見えた気がする。
マリーダは最初ジンネマンの命令に従ったけれど「心に従え」と言われた後は嬉しそうな顔をしたし、冒頭のバナージとの会話なんてこれまでの追いつめられたような表情ばかりだったマリーダからは考えられないものだった
ジンネマンもネオ・ジオンではなくネェル・アーガマに残ることにした後は憑き物が落ちたような表情をしていた。これは彼が守りたかったものは体制ではなく家族であったことに気付けたからだろうか
オットー艦長も状況に流されがちだったのがミコット達の毅然とした表情を見てアンジェロとの決別を宣言したのは格好良かった
フル・フロンタルも自分は器でしか無い、考えないと言いながらバナージを勧誘する際にはシャアの亡霊ではなく、全ての意思の代弁者になることを選んだ一人の人間としての素顔が少しだけ見えた気がする
対して煙草の煙の中で議論を続けていたマーセナス議員とその中に入っていったマーサは一体何を企むつもりなのかな?