各地の方言、会話シーンで飛び交うね。
これも作者のこだわりかな。
「死んだ者はもう生き返らない」
もっともらしく聞こえるが
生前と変わらない姿で対話する者が
それをいうのは滑稽だな。
☆☆☆(3.7)
いいもののけ姫だった。
主題歌が小沢健二っぽいなと思ったら小沢健二だった。
ベルくんは結局死んだのだろうけど、モノローグまで付けて美しくショーアップし過ぎな感……銃が階段を転がり落ちるシーンとか、アーティスティックさと意味深な象徴化を狙ってるんだろうけど、何か誤魔化されてる気もする。
リソースを投入してカロリーの高い映像を作っているわりには迸る熱量を感じない。洋画臭さというか。
死んだ思い人に会いたい一心で何もかもぶち壊そうってのは、どこかで見たなぁと。
ブランコは戦争に勝ちたいだけなのかな……あまり哲学が見えないけど、虚無主義者なのか、ただ残忍な利己主義者なのか。もうちょい掘り下げて欲しかった気がする。
展開がまったく予想できなかった。騎馬シーン飛行シーンもよかったけど、終盤の『もののけ姫』感。最後はやっぱりこうなるのね。
やるなぁ、NHK。殺戮シーンが…。それなのに最後はなんだかほんわかとは、素敵なストーリーだった。
続編行けそうにも見えたけど、余韻残してきれいにおわったかなと思う。
モノローグがちょっとくどかった。
暴走シーンはどうしてもエヴァっぽさを感じたけど視覚で楽しめた。
ののこ役の子はもっと声優やってほしかったな思うんだけど、
あっちの世界でもアニメ作ってるらしいし、声優業もやるんだろうか...
これはあれだろうかノノコの死すべき運命のときは変わったのであろうか。前後編見直さないとな。主役は柴名姉さんということで。
劇場で見たかった。
旅客機始まりでびっくり。子孫?
ブランコさんは何か加護受けてたのかな。
自らの殺意にはあらがえず。
ベルのモノローグ壮大すぎてモヤー
音楽、世界観、映像、戦闘シーン、キャラクター。
どれも良いと感じたが・・・
終始自分の気持ちの置き場所に迷ってしまい、もやもやしてしまう
竜の戦争参加禁止。台風を竜が食べただと。落ちたけど、落ちないのか。元いた国の人。ブランコさんすげえ。歯医者珍しいだろうな。ベルやるやん。尊敬されてるなぁ。何とも言えない奴だなベル。林原さんまだ生きてた。竜の壁。バリアやっぱりあるんだな。竜から復活して去ることも出来るのか。あの柵を飛ぶ馬は相当だ。取られたー。まさか飛び降りるとは。のの子つええ。さっさと入ればよかったのに。歯の中には何がある。虫歯菌でかい。ほんとでけえな。竜宮?きれいに頭だけ刈り取っていく。サードインパクトかな。親知らず。ういう契約なんだろう。なるほど、自分で殺す必要なかった。意外と張りぼてな菌。まだ歯医者。普通に死んだか
設定はすごかったんだけど、イマイチ理解しきれなかった。
CV櫻井孝宏は物語のキーマンなのかと思ってたけど普通に死んでったな。
『死なずのブランコ』という異名が強調されていたから、そこに意味があるのかと思ってしまったけど、結局なんだったんだろう?龍の歯医者のように死期を悟っていたから銃弾を恐れなかったというわけでもなく、本当に運が良かっただけなのか?ブランコの迷いのない足取りからは前回の野ノ子の「自分が何をするべきか判っている気がする」に近いものを感じたんだけど、特に関係なかったのかな?
ブランコと同じように野ノ子も死を恐れないような描写が目立つ。飛行機に飛びついたり敵中に飛び込んだり。それはキタルキワを知っているという以上に「自分が何をするべきか」判っているからなんだろうね。でもそんな行動を実行出来るのは周囲の助けがあるからで、地上では軍人が助けてくれたりベルも協力してくれた。飛行機の破片からは敵になったはずの柴名が庇っていたし、歯を戻す際には悟堂が菌を切ってくれた。
野ノ子と同種であるはずのブランコが負けたのは自身を助けてくれる味方が居なかったどころか味方を裏切っていたからなんだろう。一度目のベル殺害で仲間を助ける、助けられることを全否定する立ち位置を明確にしていたし
ベルは輪廻の輪に戻ったのか?頑なに龍の歯医者になることを拒否していたベルは軍人として死んだ感じか。そうなると野ノ子と道が交わることはなかったといえるかもしれないけど、なら彼の存在はこの物語でどのような意味があったんだろう?
イマイチ本作のことは理解しきれなかったなぁ…
面白かったけどなんか切ないな…。
柴名姉さんが歯の中で竹本さんを求めるシーンの表現が凄かった。
殺戮虫の大暴れぶりはもうなすすべなしって感じだったな。
(2017/3/24)
良くも悪くもハリウッド映画
前編が海戦で後編が陸戦ですが、セーラー服なので、海軍陸戦隊でしょうか。いや、本物の陸戦隊はセーラー服じゃないですけど。
ベルのリボルバーを取り上げるなら、まずはシリンダーを押さえるかと思うのです。あのリボルバーは遺品として最後まで出てきましたが、戦争や殺意の象徴なら、いくらなんでも小さすぎませんかと。
想像してた以上に壮絶な展開になって、あっけにとられたというか、引き込まれた。ついつい「補完されていく……」なんて感想が出てしまった。まさにジェットコースターのような展開で、最後まで目が離せなかった。
銃の弾が当たらない相手をどうやって倒すのか。都合が良すぎるとも思ったけれど、見事に伏線が生かされた展開だった。自分の死と引き換えに、だけれども……。
生と死。どういった生き方が正しいのか、そんな押しつけがましいメッセージは感じられず、見る側にゆだねられたように思った。
コナンを思い出したりして冒険活劇としては面白かったんだが、色々と、意味があるのか無いのか分からないのがたくさん。