☆☆☆☆(4.2)
ファルネーゼが魔術の教えを乞う姿にショックを受けるセルピコが面白かった。自分ではファルネーゼの心を変えることができなかったのに、断罪の塔以降の彼女の変わり様に嬉しさやら悔しさやら、いろいろある様子。
ガッツに泣きつくシールケが可愛いかった。魔術師も人の子、親しい人を亡くした悲しみが消えることはないわけで。
髑髏の騎士はいつも重要な情報をもたらす。キャスカが元に戻るということはつまり、グリフィスとの過去を思い出すことでもあって、彼女が心を壊した原因と向き合うことになる…果たして本人がそれを望む時が来るのだろうか。
クシャーンの王は使徒と成り果てながらも、ゴッドハンドの下に着かず、鷹に仇なし、ガッツ達にも立ち塞がる。
後半の闘いは壮絶だった。セルピコもイシドロも最早魔を恐れなくなっている。そして狂戦士の鎧の禍々しい力。ある程度までは制御しつつも、一線を超えると飲み込まれてしまう。シールケがガッツにとっても単なる道連れ以上の存在になっていく。
シールケの大泣きが今まで気張ってきたがんばりとこどもらしい一面を見せてかわいい。
そしてまた戦闘。つい体に力が入ってしまって、戦闘終わりで大きく息をつく。
花吹雪く王か。キャスカ本人は戻りたいんだろうか。
戻った場合に過去の事を思い出してまた…とかなったりしないのかなぁ。
狂戦士の鎧がやっぱりヤバすぎる。諸刃どころか悪い部分のほうが大きい。
シールケ有能だなぁ。
シールケが惚れちゃうの分かる。シールケ自身がまだ未熟だものね、人間として。応援したくなるけど、ねぇ。
希望が希望じゃないのがベルセルクなんだなあ
のんびりと休ませてはくれないか。これだと妖精王の島に行ってもひと波乱ありそうだ。
狂戦士の鎧を最初に着て死んだ男は、やはり骸骨の人だったようだな。
やばい鎧を徐々に使いこなすが…
ファルネーゼ様は宗教の次は介護に目覚めたと思ったら、今度は魔法使いになりたいと言い始めて多趣味というか移り気というか…。
ガッツは夜に寝られる生活が出来るようになったと思ったら、今度は鎧に精神を汚染されそうになったりと苦労が絶えない。