非常に教訓的な話だった。制作側にこのアニメの制作を決意させたのには今の時代への危機感があったのではと予想させる。「地獄少女」は負の面からそれを取り上げているが、見ていて辛くなることも多かった。これは、その辺を感じさせずに気軽に見られるのが良い。Abemaでは再生に難があるが、GYAOは安定していて楽なので最近は、こちらを選択することが多くなった。
人の話を聞かない親切な先生とやり手の先生で、主人公が気に入ってるのは後者。
この話で特筆すべきは、千晶先生のような生徒の内面まで見ようとしてくれる先生もいれば、青木先生のように自分の物差しだけで生徒を見てしまう先生がいて、さらにそのどちらでもなく生徒と必要以上に接しない先生(この物語ではどうしても影が薄くなるので存在が見えませんが・・・)がいるということでしょう。
どの先生が一番やっかいなのかは、この物語を観ればわかるでしょうが、このような先生たちは(程度の差はあるにしても)現実世界にも確かにいることを再認識させられる話でした。
青木先生、浮世離れしたDQN教師だな……。山本さんといい、実社会に存在するパーソナリティーを極端化したキャラクターを出してくるのもこの作品の特徴だなと。リアルだと、青木先生のような人物はできるだけ関わらない方がいいレベル。大人として異常だし、こじれると犯罪沙汰になりかねない。そこまで極端じゃなければ相手を決めつけるタイプはいくらでもいる。
世の中にはいろんな人がいて面倒な人とも付き合ったりやり過ごしたりする機会が何度もあることを考えさせる点で、いいジュブナイル作品だなと。
提供の地味な飯テロにやられる
青木の気持ち悪さが言葉で説明されると
なるほど、と納得した
価値観の押しつけの話は
確かに難しい話だなぁ。
千晶先生は改めていいなぁ。
それにしても
あの青木先生はやばいな・・・
毎回問題のある人が登場するけど、一番気持ち悪いのは主人公……
結局、主人公が不幸だと思わないのは周りに助けられているからなのだよなぁ。良い大人に恵まれていると逆に成長しないのかもしれない。最初に寮から逃げてしまったのが敗因なのか。