「結城友奈は勇者である」より2年前。
鷲尾須美は小学六年にして神樹に選ばれた
世界を守る勇者である。
同級生の乃木園子、三ノ輪銀と一緒に、
かけがえのない日常を大切にしながら、
お役目を果たしていく須美。
そして物語は鷲尾須美から結城友奈へ。
平和な日常を送る讃州中学勇者部に起きた事件とは。
哀しくてつらい絶望とそこで浮き彫りになる幸せの描き方が本当に素晴らしかった、名作中の名作、傑作中の傑作
友奈の祟りを背負って先には死しか見えていないのに、周りのみんなは幸せを謳歌していて自分だけが一人ぼっちの世界にいるみたいに孤独で、幸せを享受することができないことを誰にも話せずただ耐えることしかできない姿が、本当に哀しくてつらくて胸が痛くていっぱい泣いた。
人として世界よりも生きたいと願った結果に、日常を取り戻せたけれど神樹様が代償となったのは驚いたけど、子どもを犠牲にしてきた落とし前としても奇跡の対価としてもすごい納得いくものだった。
物理的な理屈として足りないところは、感情の理屈と映像の理屈でちゃんと補完できていてどこまでも感情移入できた。
わすゆが…トラウマで…
【わすゆ】
全体としてはとてもいい作品だった。わすゆから見始めたので、最初は設定に疑問を持っていたが、ストーリーはとても良かった。設定に対する疑問は、結城友奈の章、勇者の章である程度解決できた。ただ、アニメ本編だけではわからないところもあるので、ネットの考察なども参照した。楽しい日常と戦闘、辛い現実の並立がとても印象的だった。
【ゆゆゆ/勇者の章】
全体としてはいい作品だった。ただ、ストーリーが詰め込みすぎで、最後も少しご都合主義的であるように感じた。ただ、オープニング、戦闘時BGM、キャラクターなど他の要素は良かった。見ていると心が辛くなるストーリーだった。
ゴリ押しの様な気がしたけど、それでも良作だった。
1期を観ていたのでその流れから観てるけど、2期を観てさらに引っぱり込まれる感じ、こういうのはなかなかないかも。とにかく毎回泣かされて翌週が気になる展開。
1期の頃は「あれ?まどかっぽくない?」とか「このへんってエヴァみたい」なんて言ってたような気がするけどそんな昔のことは忘れました(いろいろ言ってゴメンナサイ)
わすゆだけでも見る価値がある
良作でした
良い点
・映像 ・音楽
悪い点
・ストーリー ・鷲尾須美 ・犬吠埼風 ・日常パート
ん?と思うところが多々あった。
1期のエンディングよりはまだマシだが酷い。
☆☆☆
かもふかもなく。完結編にしては…なんだかなぁという感じ。
舞台の魅力は前作で語られ尽くしたし、特筆すべき点が結局ネタバラシにしかなく、結末もなんだか勢いで押し切られた感