ホワイトベースはかなり中途半端な存在のまま。
補給や修理はするけど増援はしない。
なんだかんだでみんないい人だな。言葉と感情が合わない。
「連邦からの独立だー」「ジークジオンだー」と騒ぐ立派な公国民より、小さな基地でぶーぶー文句を垂れたり、敵軍のパイロットを称えたりするクワラン達の方が人間っぽくて好き。
連邦軍のコートを羽織って、つっかけで夜の艦内を歩く焼きもちフラウが可愛らしい。
マチルダさんは賢くてちょっと皮肉屋。爆弾を外すアムロを手伝いに行こうとするフラウを頭の良いミライは巧みな話術で説得する。そんなミライにフラウは「ミライさん、酷いのね…」と言い放つ。登場人物達が単純な性格ではなくて、少しずつ毒があるのが良い。でも、皆で(カイまで!)アムロを助けに行くラストがとても爽やか。
こんな時限爆弾解除ミッションの回があったとは。単機で大気圏突入にも耐えるガンダムを破壊できるプラスチック爆弾の威力って……。
連邦軍の勢力圏に辿り着くまでいろいろエピソードがあるんだなと。
ジオン側の末端兵士は随分ノリが軽い。上からのミッションではないから、上手くいけば儲けものぐらいの感覚か。だから、大きなリスクは冒さないと。
☆☆☆★(3.5)
2018年5月1日視聴。マチルダさんに憧れるアムロはかわいい。
5個の時限爆弾をガンダムに仕掛けられたが、アムロが何とか外した。仕掛けた敵も驚いてパイロットの顔を見に来た
タイトルが示すものが面白いな。そのまま受け止めればこれはアムロの心情を示していてマチルダともっと触れ合いたいとか、爆弾を一刻も早く解除しなければとか思いつく。
反面爆弾を仕掛けたジオン兵を見てみれば彼らは時限爆弾が爆発してくれることを最初は願っていたけど、アムロが解除に奮闘する姿を見て逆の感情を抱いたように見える。多勢に無勢だったろうけど解除中に彼らが妨害を行えばガンダムは確実に破壊されたろうにそれをしなかったのは、彼らが「時間よ止まるな、爆発するな」と思ってしまったからじゃないかな?と勝手に想像
あと、爆弾を解除できるのはアムロ以外に居ないとホワイトベースに引っ込んでいた皆がアムロが土を掘り返しても爆弾を解除しようとする姿を見て涙ながらに手伝いに走った姿は普通の少年アニメっぽいノリだったなぁと思う