極度の人見知り少女、一里(ひとり)ぼっち。
小学校時代の友人は、ひとりだけ。
そのたったひとりの幼なじみと、卒業を機に離ればなれになってしまったぼっちは、彼女と約束します。
「中学卒業までにクラス全員と友達になる」
できなければ……絶交!?
でも、自分から人に話しかけられない、ぼっち。緊張すると足がつっちゃう、ぼっち。人の目を見られない、ぼっち。
そもそも、友達になる方法がわからない……!!
ぼっちが思いつく友達づくりは、ちょっと的外れで、いつも空回り。
果たして、ぼっちの友達づくり作戦は成功するのか……?
ぼっち少女、“脱ぼっち”がんばります!
5年ぶり2度目の視聴。ソトカ回諸々と、11話の千羽鶴エピソードがやっぱり群を抜いて良いですね
ちょっとした動きが色々と可愛い。
私もかなりの人見知りなので共感性羞恥が半端なかったけど、ぼっちの成長が1話ずつ分かってうれしい気持ちになれた。キャラの名前がまんまなのは気になった(本庄さんの本性が腹黒とかじゃなくて残念でよかった)
私も新生活を送ることになったのでためになるアニメでした
良き
映像:C2Cの株爆上がり。アルやぼっちをぐりぐり動かすシーンに愛を感じた(「話しかけてくれたー!」、ハンガーファッション、OPなど)。そのほかでも要所要所でキャラクター達の可愛い部分を引き出していた(2話の屋上シーンなど)。また、髪の動きもとても細かく、繊細に描かれていた。そのうえ最後まで作画が崩れることなく、非常に丁寧な仕上がりだった。1コマずつ見たいほど。作画ミスはちょくちょくあったものの、深刻なものはなかった。
音楽:挿入歌は大体新たに作られる中で、作中に登場する歌を実際に挿入歌にしてしまうのは面白かった。実際に作詞はキャラクターが担当していることになっている。CDの内容的にカップリング曲として2曲入るとは思ったが、作品内でちょうど2曲作られていたのは奇跡的。OPは8拍目?に入る指パッチンのような音やドラムのリズムなど面白い構成になっている。リズムに合わせてヘドバンするのが楽しい。EDは何度も聞くうちに歌詞ごと身に染みる。音楽理論はわからないが、3話ラストで流れた曲のコード進行がかなりえぐい気がする。
ストーリー:「尊い」の体現。ぼっちの成長を通して友達が増えるのが楽しみとなっていた。友達とはいったい何なのかを考えさせられる。シリアスになりすぎないようにギャグも入れていく加減が上手くできていたと思う。アニメ化での再構成も違和感のないものに。
キャラクター:各々みんながとても優しい人格で、見ていて心がギスギスすることがなかった。ぼっちは応援したくなる、なこは彼氏かなにか?、アルは残念だけどいい相談役、ソトカはぼっちリスペクト精神があふれる、佳子は見事なまでのツンデレ。みんないいキャラしてる。でも先生のなこ苦手はやりすぎ……。ぼっちが卑屈すぎないのも良かった。ネガティブ思考ではあるのだが、諦めない強さや自分他人問わず上手くできたことを褒める姿勢、そして人を疑わない純粋さに人の好さを感じた。
最初は同感できる笑いで視聴者の心をつかんで、そこから切れ味の高いギャグで視聴者を飽きさせなかった。
なによりぼっちの成長がよくわかるのが良かった。
評価:A
ひとりぼっちは、寂しいもんな…
と言われていたのは過去のお話。
孤独ではあるが、前向きなぼっちの姿勢がうまくポップなギャグへと昇華できている。
登場人物の名前が適当なのが好き。
何なんだよ、本庄アルって。
★★★★★★★☆☆☆
rated on myani.li
超人見知りの主人公が四苦八苦しながら友達作りをする様がギャグとして成立していて面白い。そしてそんな友達作りをする中で少しずつ成長していく姿に心が温かくなる。大きく感情を揺さぶられるシーンこそ無いものの、見ていて前向きな気持ちにさせてくれる素敵な作品でした。
ぼっちの成長譚とギャグのバランスがいい感じ