評価:S
隠れた名作。
女子野球部創設から全国大会を目指す王道スポ根青春ストーリー。
スポーツの楽しさ、仲間との絆に重きを置いているところが良い。
登場人物も多いが、各話バランスよくスポットが当たるのでゴチャついた感じはない。
最後にかけての盛り上がりはすごく良かった。
終始作画は不安定だが、内容が充実しすぎているので全く気にならない。
第6話は特にお気に入り。
作画の悪さだけが脚を引っ張ったアニメ。
どうして顔の描き方を重そうな感じにしてしまったんだろうかという疑問が残る(スポーツ作品なのだからキャラの動きが多くて作画が大変だろうに)。
スポーツ作品にあるまじき中割りの少なさで、予算か納期のどちらかが足りなかったように見える。
皮肉みたいだが、なぜか「野球が下手な人のプレイあるある」の描写だけはかなり上手かった。
ゲーム本編未履修で視聴したが、(野球という最低9人が必要になる題材では各キャラへのフォーカスが薄く広くな美少女動物園になりがちで不安に思えたのだが)問題なく楽しめた。
後日ゲーム本編を履修したところ、ゲームでは男主人公がいることを知った。
つまりアニメは主人公を抜いて、主人公の役回りを有原に集約して再構成したストーリーになっている。
その挑戦的な変更にも関わらず、ちゃんと1つの作品として成立してたように思う。
ゲーム本編ではもっとキャラがいるのだが、あえてアニメにはごく少人数だけ抜擢したのは英断だったように思う。
ちなみに13話(1~12話の話の翌年度の春の話)がかなり後に公開された。
倉敷には幸せになってほしい。
わりとよかった
元々がソシャゲだったということを全く知らない中での視聴。イマイチというレビューが散見されますが、私としては凄く楽しめました。
野球部が無い学校で、メンバー集めとクラブ設立という部活モノのお約束で始まり、それぞれのキャラの長所短所・コンプレックスなどにも焦点を当てつつ、ストーリーが展開していきます。ゆるふわ系でも過度のスポコンでもない、ちょうどいい美少女青春部活モノという感じでした。
全体を通じて、主人公・有原翼ちゃんの魅力が光りました。野球の腕前はピカイチ。底抜けに明るく、チームのことを思っている頼れる存在。そんな彼女に、一人で抱え込ませないようにと頑張ってついていくチームメイトたち。視聴後はさわやかな気分になれます。
どちらかといえば作画は気にしないほうなのですがどうにも引っかかるところが多かったです。
それ以外はほどほどに青春しているスポーツもので悪くはなかったです。
森本里菜「君は青空の下にいる」とか好きなんで、見たのだけど、うーーん、予想通り、ほんと、男キャラでてこないなあ。
少女漫画の世界では野球というのは昔からの定番ネタの一つではあるが、恋愛要素が皆無となると、さすがに個人的には今ひとつかなー。
先日の「ヤクの売人以下」論はさすがに問題あるが、「ハゲになるような年齢の童貞オタクどもが『恋愛の登場しない』JKの青春アニメみて喜んでる」という昨今の情勢は、それはそれで現代社会の病理だと思うのですよね〜
良くも悪くもスポ根部活もの。
作画が難しい顔だと思う。作画が良ければとても可愛い顔だが、少し崩れると目の描き方とか下唇がすぐ違和感のある顔になる。特に下唇は終始気になった。顔以外でも作画や映像が気になるところがあったが、許容範囲。これよりひどいのまだまだあるからね。とりあえず作画班には絶対応援団長推しがいる。
特にもったいないと感じたのが、5話での各守備位置からの眺めの演出。発想自体は斬新なのに、無言なせいかシュールな絵面に。ここを上手く表現できていたら本作屈指の名シーンだったのでは。
脚本自体は割と良さそうなので、あとは構成や演出を上手くしていれば良かったかも。とりあえず主人公の動機は早めの解説を求む。ハチナイ世界での女子野球の背景や、相手チームの事情など、細かい点のカバーがされていたので、気になる部分の解消は丁寧。
惜しむらくはスポーツアクションというかボールの動きに迫力がなかった。最後はライバル校の方に感動が訪れた。キャラは作画もかわいく個性豊かでよかったと思います。熱血でもなくゆるふわでもない絶妙な匙加減のスポーツモノ。OP曲良かったですね。ED曲はおっさん世代には懐かしの。
ゲームのCMになったのでしょうか?
作画はほんとにゆるゆる。脚本は正直感心したから作画が悔やまれる。
最終回は試合がほとんどの時間を占めるのでそんなにでした。
11話までなら良い、12話で普通という感じ。人には勧めにくいがなかなか良い。
作画がんばって♡
終盤に向けてのストーリーの盛り上がりは良かった。特にラスト二話はかなりいい。
キャラクターがストーリーもなく加入する時があって、誰が誰だか分からなくなることもしばしば。九十九先輩は好き。
あと作画がんばって♡