斬った…!
戦いの中で成長していく男ってのは魅力的なんだぜ
本日のエア番組実況。
フレイザード役の奈良さんがもうほんとに楽しそうで、難しい話は抜きにそこを楽しむ回としても可。
曰く、「バクチは外れたら痛い目をみるから面白い」勝算度外視なところに狂気を感じる。失うものがないいわゆる「無敵の人」か。
フレイザードが登場した頃に、ザボエラは「炎のような暴力性と氷のような冷徹さが同居した男」と評した。フレイザードの真の恐ろしさは、その先にあった狂気だったw
本日の復習分。
以前、フレイザード編に「ダイが勇者見習いから真の勇者になるステップ」という旨の評をしたことがある。
賢者バロンやクロコダインには紋章の力を、ヒュンケルには魔法剣を。今までの戦いでは、最終的には竜の騎士としての能力が勝敗の決め手となったが、フレイザードに対してはそれらを使っていない。アバンから授かった技術、言い換えれば修業で得た力だけでフレイザードと向き合っている。
「正義の闘気を扱う技術」という意味で、真の勇者が持ちうる「空」の技だけが、フレイザードを斬ることができる。その意味でも「真の勇者になるステップ」であるなと改めて。
などという「いい話」にまとめたところで恐縮だけど、フレイザードの技「氷炎爆花散」は、命がけと言っていいほど消耗が激しいらしい。
むしろ、耐えに耐えてフレイザードの自滅を待つ作戦も有効かもしれないと思ったが、どうか。
ヒュンケル生きてた。
フレイザードとのバトルに、ヒュンケルとクロコダインも合流。
フレイザードの弾岩爆花散に対して、まだ成功したことの無い空裂斬を使うが、未完成で効果が小さかった。
あえて視界を閉ざし、心眼でコアを捉え、空裂斬を命中させた。
これで倒せたならいいけど、予告の感じだと…
先の展開のネタバレ要素もあり。
フレイザードが「暴魔のメダル」を獲得した回想を経て、ダイの空裂斬がフレイザードのコアを斬ったところまで。
映像面で、フレイザードの氷炎爆花散や空裂斬はよかった。
かつてクロコダインは「武勲のない武人など張り子の虎も同然」と言った。
フレイザードも同様に、最初は手柄を欲していたが、「博打は外れたら痛い目を見るから面白い」などと、その為にはリスクをいとわないことも分かった。この敵の狂気の底が知れない。
ヒュンケルが、自身の血をダイの目に浴びせた。
空裂斬に必要な心眼の極意を、ダイに思い出させる為。それが本来の意味だけど、次回分に含まれるはずの印象的なシーンへの布石ともなっている。
ヒュンケルどうやって生き残ったの……
闘気、心眼、古典的だけどジャンプ黄金期のトレンドでもあった。
ダイ大はこのへんからひたすらバトル漫画になって行ってドラクエ感が希薄になっていったような。
いっそオリジナルストーリーでやってみてもいいのではと思わないでもない。
心眼で見るんだよ
フレイザード悲しい性だな
ヒュンケルいい先輩してる
フレイザードまだ殺られてないのね。次回は「すべてを斬る」てことはあれがでるのか。実戦で急成長しまくりますねw
空列暫極めればアバンストラッシュ完成も近いか。