すっかり父親になったバラン。
レオナの「死力を尽くして!」に「いつもそうさ」と答えるポップに痺れた。
ポップとマァムの夫婦漫才ノリと言い、エイミの告白と言い、恋愛要素も進展してきた感。ヒュンケルは罪悪感を埋めるために捨て身の戦いをしてきたわけか。自分を想ってくれる人がいることがここぞというと時に力になるという展開がありそう。
もしこの戦いを生き延びたら……は禁句だよクロコダインw
ゴメちゃんは何か力を秘めてるよな、レアモンスターだし。
最近の俺TSUEEE系とは違って、主人公が強くなっても戦いがラクにはならないんだよな、あの時代のジャンプ漫画は。死闘に次ぐ死闘。
ジャンプコミックス、20巻から21巻にかけて。
21巻の巻末コメントは稲田先生。スタジオの引っ越しについて。
以下、少し先の展開の微ネタバレを含む。
20巻にも映像化されていないシーンがわずかに残っている。今回も大胆な再構成が行われていて、エイミさんの告白をうまくBパートに収める調整が主なところだろうか。
細かいところではバランとダイの「思念波」会話は、本来はフェンブレン戦の次に控えたもっと熱量の高い戦闘でのもの。この入れ替えも次の戦闘の熱量を下げない為の工夫と思われ、理にかなっている。
まるでトレンディドラマのようなw、エイミさんの悲恋。
感情が暴走した、言ってしまえばダメな恋愛ではあるけどw、それだけに人間的。エイミの想いはヒュンケルには伝わらないまでも、後にヒュンケルを危機から救うことになり、無意味ではないところが好き。美形同士で画的な収まりもいい。
その悲恋に応えるかのような、女性キャラたちの美麗な作画も印象に残った。エイミは無論、レオナとメルルにも1シーンずつ、見とれてしまうようなカットがある。総作画監督は小松こずえさんで、「映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」でも同職を務めた、東映アニメのエースのひとりだ。(スタプリ秋映画は、プリキュアの中でも一番好きな劇場版作品だが、それは一旦置いといて)
細かいところだけど、このシーンでのレオナの台詞は、「あなた、ヒュンケルのこと好きだったのね」から「あなたヒュンケルのことが…」へと。文学的にも洗練された表現に修正されている。
ここまで触れなかったけど、バランとダイのソアラについての会話もとてもいい。
大魔宮への突入が始まったばかり、まだまだこれからなのに既にクオリティ高い。
まさかバラン、即退場とかないよな?
ダイとバランの共闘、うまくいく気がしねー。
エイミのヒュンケルへの告白シーン、純愛ドラマかなぁ!?
3話ぐらい遅れてるかな。
クライマックス近くなってきました。