放送開始時から今期の新作アニメ3本柱の一角だと思っていたが、最後まで素晴らしいオシャレアニメとして駆け抜けてくれたことに感謝しかない。
作品の特徴として、タイトルから分かるように夜を題材としている。
夜空を表現する様々な色使いや真夜中の都会の街並みなど、作画で独特な世界観に引き込んでくれる作品だった。
主題歌をOP・EDともにCreepy Nutsが担当しており、EDに至っては本作のタイトルの由来そのものなのだが、この作品の"洒落た大人になりたい子供っぽさ"みたいな部分が詰まっていると思う。
ただ優劣をつけるためだけに、しいて言えば見た目が好みのキャラがいなかったという点だけマイナス評価としたが、間違いなく今期を背負って立った作品の1つ。
キャラデザの違和感に関しては見続けていれば上書きでどうにかなったが、平成のアニメって感じがすごい。
作画が綺麗なわけではないし戦闘もそこまで迫力がなく作風もギャグ寄りで、別にそこまで見る意味もなかったが木曜は見るアニメが多かったので繋ぎで見ていた。
多分原作のラノベ読んだ方が楽しめる。
2クールで終わってしまったのが惜しい作品。
サッカー題材の作品はいくつもあるが、この作品は高校サッカーではなくユースを題材にしているのが面白いと感じた。
ジュニアユースからの昇格組とセレクション組の衝突とか、ユースならではのサッカーなど。
Eテレで夕方放送だからということもあってか、主題歌のアーティストが豪華だったのも印象的だった。
中身としては根性とかではなく葦人の視野の広さを活かしたりと筋の通った展開で試合が動くことが多かったのが見ていて楽しめた。
これからAチームに上がって阿久津との因縁とか色々面白そうだったから2期作ってくれという思いが強い。
正直、作画と構成が心配になる作品だった。
原作は未読だが、体育祭があれだけだったらしょうもなさ過ぎる。綾小路と堀北兄が走りで競ってるところよりも須藤の活躍をもっと描いたり、他にもいろいろ動きを付けるべきシーンがあった気がするが一枚絵で軽く流す展開が多かった印象。
ここぞって言うシーンは気合入ってたような気もするけど、せっかくアニメやるなら全部気合入れて作って欲しかった。
後半の作画は比較的良かった気がするので、3期も(あまり期待はしていないが)見てみようと思う。
同じA-1のオリアニであるリコリコに話題や人気を食われてしまっているが、十分におもしろかった。
残念なのは、3話まで話の筋が見えてこなくてただキスをする要素が加わっただけの異能バトルものでしかなかったこと。
どこか既視感があるような作品と視聴を切られたのが想像に難くない。
アニメ作品としては面白い良作という評価になるが、ソシャゲの宣伝用のアニメとして考えると過去に自分が見たものの中では一番良い出来だった。
最終回が通常OP&EDであり、一件落着してほぼ元通りでおしまいだったので、物語が終わらずゲームで続いていくという実感を持たせるとともにEngage Kissロスの人をうまくゲームに取り込める作りになっていると考えたが、アニメのオタクは最終回ならではの要素に熱くなるので一長一短だったかなと思う。
今期で一番楽しめた。
千束とたきなの2人がとにかく可愛く見ていて飽きなかったし、物語も構成がいいため次週が楽しみになるような引きが多かった印象。
何かに特化しているというよりは色々な要素を盛り込んだタイプの作品であり、この作品を通じてアニメというもの自体の良さに触れた人々が次のアニメを見るきっかけを作れるような、素晴らしい作品だと思う。
あと、主題歌が良かった。特にEDの花の塔は泣ける展開の後に流れたりもしたので今でも聞くと感情を揺さぶられる曲になった。
何年もたった後、この時代はリコリコが放送された時代だと振り返って懐かしくなり一気見するような時が来るといいなと思う。
お嬢がとにかく可愛くて癒されるほのぼのとした作品だったが、その域を出ることがなかった。
癒される作品ではあったし満足しているが、今期は他にも面白いアニメが多いので平凡だなぁという感想になる。
ヤクザ絡みのいざこざもどこか煮え切らないし、原作の都合があるのだろうが物語の盛り上がりが欲しかった。
灰桜と桜花の関係性を初期から仄めかすことで考察させてきたわけだが、予想を裏切られてなるほどと思った反面、それがありなら何でもアリやんって感じもした。
この関係性が最後のワンシーンに関係してきて考察の予知を残す終わり方になったわけだが...
オートマタが歌うことを主軸に据えているのは面白かったが、泣かせようとしてくるのが逆に泣けない感じで冷めるというか、面白いなぁとはなれなかった。