「これが名将の戦いぶりというものだ。明確に目的を持ち、それを達成したら執着せずに離脱する。ああでなくてはな。」
うむ。身にしみる……欲を出すとイイことはない。欲を出してイイ結果が生まれることもあるが……それは上振れであると捉えれるようになると、また差がつきそうだ。
最初の20分ぐらいは微妙な映画だったかもしれん……と思ったのが正直な感想。
連続MV系は夢を形にするといえば聞こえはいいが、ストーリーには起因しないので、話としては期待できない映画だなと思った。
で、話に期待するのを辞めて見てたらどんどんプリパラ色が強くなり、ストーリーはともかく脚本の面白さや演出で笑わせようとする部分は右肩上がりに良くなっていき、個人的には持ち直した。
ひびきと珠璃の掛け合いは想像してなかったのでだいぶ面白かったし、まだ天才がどうとか言ってるひびきもかなり面白かった。
でも一番面白かったのは学園長がアイカツカード持ってるところだった。あれはズルい。
終盤は曲のカバーから気合の入ったオリジナルへ代わり、コズミック最高なライブ経てトモチケをパキるという演出で幕を閉じたのはすごく良かった。
あれはコラボ映画だからできる演出だな~って。
でもやっぱり、話としての面白さって言われると……と思うので、夢にあふれる楽しい映画だったな~って感じだった。そういう意味では期待通りだった。
「とんだ贅沢だ。31にもなって独身だなんて。許しがたい反社会的行為だと思わんか。」
「生涯独身で社会に貢献した人はいくらでもいますよ。何なら4、500人リストアップしてみましょうか?」
おれ「そうだそうだもっと言ってくれ」
フジマサマーチに哀しき過去……
高め合うライバルを得て強くなったのはキミだけじゃなかったのさ……
やっとプリティじゃない要素が出てきてワクワクしてきた。
曲全然刺さらんかったけど編曲中野領太なんだな。