サービス開始日: 2021-12-18 (1069日目)
邪神ちゃんの設定がすごいです。多分専業主婦的な立ち回りのはず、、、。
メイン天使キャラのペコラが全然可愛くないというのも含めよくこんなこと思いつくなあ、と感心してしまいました。
グロシーンは始めのうち慣れませんでしたが、段々と慣れました。あと、邪神ちゃんやたらと歌が上手い。
誰もが知っているストーリーですが、流石はジブリというのでしょうか、映像が綺麗でした。この落ち着いた色合いは中々他のアニメでは見れないかもしれません。
昔小さい頃に読んだり聞いたりした竹取物語では、何も感情移入はせず、ただ単に不思議な話として受け止めていました。こうしてアニメでかぐや姫の生い立ちを追いながら、かぐや姫の喜びや苦悩を見ていると「1人の人間だったんだなあ」という気にさせられました。ストーリー終盤で、金持ちでわがまま放題でありながら何も望んだことができない悲しそうなかぐや姫を見ているといたたまれない気持ちになりました。そして、月へと帰還することになったかぐや姫を見た私はなんだかよくわからないまま泣いてしまいました。
面白いです!
今までドルオタのよさを正直わかっていませんでした。すみません。これを見て考えを改めました。主人公のえりぴよを筆頭にどのドルオタも超幸せそうです。正に生き甲斐そのもので、人生でこれだけ熱狂できるものがある人は良いなあ、と羨ましい気持ちにもなりました。あと単純に超優良なギャグアニメです。
青春が眩しい、というのが一番の感想です。
メインキャラクターの葛藤がストーリーを追う毎にそれぞれ描かれていて毎話楽しく、そして次の回を気にさせてくれる内容でした。合唱部というと地味そうですが、ここでは晴れやかな舞台として描かれていたと思います。起こるイベントは地味なんですけど、歌を歌うことの素晴らしさを感じました。私はキャラの中で背の低い茶髪(金髪?)の宮本来夏のアグレッシブさが好きでした笑 あと、このアニメのもう1つのテーマは大人と子どもではないかと考えました。子どものやりたいこと、と、大人の考えていること、で衝突とすれ違いのある中で和解していく。アニメを見ながら自分がもし親なら子どもに対して立派に接すること(単純な優しさだけでなく)ができるだろうか、とも少し思ったりもしました。
全体的に非常に辛気臭いので見る人を選ぶかもしれませんが、ストーリーが素晴らしく完成度高いです。独特なせいか私は始めの数話見て一旦中断。しかし、やっぱり見ておいた方が良さそうだと再度トライ、その後どっぷりのめり込みました。
扱っているテーマは重く、その手のアニメは時にチープさが出てきやすいところ、そんなことは一切ありませんでした。徹底しているというか、本当に容赦ないところは容赦ないです。恐らく、そのテーマとは社会、人間とはどこまでが人間なのか、あともう1つは伏せておきます。
呪術、同性愛、バケネズミ、掟(聞いたことがないレベルで非情な)、と全く違う文化圏を体験しているかのようでした。この世界観と現代日本社会を比べれる、相対化して見れるようにもなっているのかな、と少し深読みしたくなったりしました。他の方のレビューにもありましたが、主人公が最終的に大人になって世界を受け止める姿から大人とはどうあるべきかということにも言及しているように感じました。全部見て良かったです!
今まで未視聴だったのが悔しいです。
もっと前に見ておけば良かったと思いました。
一人一人のキャラが濃く、ストーリー展開も毎話楽しめる内容となっていました。
エンドレスエイトは流石に厳しいものがありました。
SFを日常に着地させる作品としては歴代ベストに入るのでしょう。
それでいながら日常の中にもエンタメ要素がたくさんあるという、
素晴らしいものがありました。
自衛隊を丸ごと異世界に派遣するというのは、自分では全く思いつかないような発想です笑
作画や映像も良く、戦闘シーンなど描写がしっかりしています。
戦闘、アットホーム、自衛隊、現代日本、異世界、感動的な場面、政治的な画策、などなどシーンは多彩に富んでいたました。
マイナス点としては、エルフ、魔法使い、ゴスロリ、と旅を始めるのは良かったのですが、段々とキャラが増える上に視点が変わるので少し焦点がバラバラになる感覚がありました。ただ、キャラ数が増えてもキャラがダブるということはなかったのは結構すごいことだと思われます。
自衛隊内のセリフはきっちりしている感じが出ていますが、戦闘シーン含めちょっとふわっとしていて私的には緊張感が足りませんでした。実戦だからガチで死んでいたりするのを和らげるためだったのかもしれません。
もう少し主要キャラの活躍が見たかったですが、それでも十分楽しめました。
爽やかな作品だと思います。
平凡な日常の風景でありながら、画面の綺麗さに魅せられました。また、細かい展開と心理描写のある他のジブリ作品とは違って、どこか間があって、それがキャラクターやストーリーに奥行きを与えてくれているように思いました。派手な描写やファンタジーがないのが逆に豪華な気がします。そしてヒロインの子が気が強くて、面白くもあり、個人的にはよかったです。仲のいい親友がいるというのも、青春の1ページとして眩しかったです。
余談ですが、映画でなくテレビ放映だったので制作予算の回収が難しかったそうです。そのため監督などのスタッフがその後すぐ続投でジブリアニメを作れなかったようです(その後も宮崎駿、高畑勲が監督していく)。もしこの作品が映画だったのなら、違う雰囲気のジブリ作品というものが今頃できていたのかなとちょっと思いました。