1期の時点から「1期の範囲以外の話が面白い」と聞いていたので割と楽しみにしていた2期。
そのコメントは間違っていなかったようで、1期のかったるさがどこに行ったのだろうと思えるくらいには展開が面白かった。
とりわけおひいさまの苛烈さがよく出ていたスリーピング・マーダー編、特に11話はお気に入り。
逆にピノッキオは絵面がどうにもシュール過ぎて微妙さが勝った。
各エピソードでのクオリティのバラツキはあれど、全体を通してなかなか面白いアニメだった。
EDの宮野の英語はさすがに笑ったけどw
原作読者として大変楽しみにしていたアニメ。
キービジュアルの時点では原作と大きく離れており不安になったが、杞憂だった。
とにかくよく動く映像と、まあなんというか生々しい表現の数々。
アニメの映像としては今期でダントツの出来だったのではなかろうか。
ストーリーとしては可もなく不可もなくの可寄り。
原作では絵柄も相まって大変ふわふわした雰囲気で話の生々しさを抑えていたが、
アニメになると少々下品な側面が強くなってしまっていたかな、というのがやや残念。
バランス感覚としては原作の方が優れているが、攻撃性ではアニメの方が上かな、といった具合。
目立つという意味ではこれ以上ないほど目立っていたので戦略としては良いと思う。
音楽はまあいつもの阿知波節というかなんというか、
ブズーキやエレキギターは流石に自重しているもののちょくちょくアトリエ感が顔を覗かせていたのはご愛敬。
もう一人の方の曲も含めて、全体的にいい雰囲気にまとまっていた。
素晴らしい作品だった。
原作は遠い昔に履修したけど正直あまり覚えてない中での視聴。
制作会社が宝石の国のオレンジということもあって信用して観てたが、最初から最後まで期待に違わない凄まじいクオリティだった。
映像面ではCG嫌いですら良いと言ってしまいそうなほどで、演出面でも完璧な完成度。
特に最終話での怒濤の追い上げは圧巻で、映像面でもストーリー面でも素晴らしい出来。
原作ファンも納得の出来なのではないだろうか。
反面、回想部分の時系列や場面転換がやや分かりづらく状況の理解に手間取ってしまった部分もあった。
尺に収めるためだろうが、その辺りはもう少し分かりやすくして欲しかったように思う。
ストーリーとしては丸く収まったわけではなく、続編の制作もちゃんと決定しているようなので、今期では出番のなかった原作キャラの登場にも期待している。
最初の方は王道ながらもひねった展開が面白く、視聴のモチベーションも高かった。
事実、7話あたりまではかなり楽しく視聴していたし、弟の狼藉のタイミングなんかもしっかり思考がめぐらされていて好感を持てた。
だがヒューマンドラマになると途端に底の浅さが露呈した。
王道といえば聞こえは良いもののあまりに使い古された展開、とりあえずやりきれなさを残しておけばいいんだろう的な陳腐な泣き言と回想の数々。
しばらくは我慢していたが、10話にまでそのしょぼくれた空気を継続して今度は王位継承の話にもつれ込む。
テンポの良い痛快さが好ましかったにも関わらず、お約束展開をなぞるようなお涙頂戴の浅いシリアスをやられてもシンプルにつまらない。
作画やキャラデザは好きだったのですが、残念ながら視聴停止としました。
全体的に安定したレベルのショートアニメ。尺の短さを感じさせないよくまとまった脚本で、全体的にダイジェスト感がないのが好感を持てる。
ショートなのもあって満足度はほどほどだが、長さ相応という意味ではとてもレベルが高く感じる。
さすがにそれぞれのキャラの深掘りはほとんどできておらず可愛いだけだが、続編では予算も増え時間も長くなっているのでそのあたりは期待している。
音楽は主張のない背景音楽といった感じの案配だが、ピアノ曲など時々「おっ」と思える曲もあった。
主要キャラが集合し、物語がさっそく動き始めたといった具合の第2話。
1話と比較すると非常にテンポが良くなり、デンジ(とポチタ)だけではなく色々なキャラクター達がわちゃわちゃと動き出した。ようやくスタートといったところ。
EDも爽やかで、殺伐としながらも和気藹々とした公安生活が始まる! という雰囲気で終わるのは明らかに意図的な演出だろう。
1話ではチェンソーマンの物語をそのまま楽曲にしたようなCHAINSAW BLOODで殴りつけ、2話では困難ながらも楽しい未来を思わせるような爽やか系楽曲で締める。
毎話変わるEDもしっかりと「アニメ『チェンソーマン』」のストーリー演出を行うために使われており、単なる話題作りに留まらない芸術的意図を持っているのがこの先に期待を持たせてくれる。
名シーンであるノーベル賞の受賞まではもうしばらくかかるが、それまでもしっかり楽しませてくれそうで楽しみだ。
面白くてお色気もあり全体的にハイレベル。映像のヌルヌル具合がさすがの動画工房。
筋トレ知識アニメとしても優秀で、放送当時は運動をしていなかったため聞き流していた内容も、ジムに通い始めた今あらためて見返したら参考になる部分が多数あった。
視聴開始直後はかなり面白かったものの、小鳥遊の姉sや山田が出てきたあたりから登場人物の不快度指数が上がってきた。
伊波父のエピソードもあり、9話で脱落。
どうもこの作品はろくでもない性格の人物を出して話を動かし、それに主人公ら主要人物達が振り回されるという形で進むタイプのよう。
主人公らは(店長はややあやしいものの)それなりに「個性的」な範囲に収まっていたが、小鳥遊の姉たち、山田、伊波父と自己中極まりないキャラが連続して出てきてもうダメだと見切りを付けた。
特に山田がキツい。他のキャラと違って主要人物の仲間入りをしてしまったため、いちいち苛立たせられてしまう。
ぽぷらや佐藤、まひる、かわいそうまさんが結構いいキャラをしていただけに残念。
山田のいない6話まではテンポのいいギャグと可愛い登場人物たち(男性陣含む)に癒やされる素晴らしいアニメだった。
視聴後第一声「最高じゃあないっすか……」
1話はここまでかなと思っていたところまでしっかり映像化してくれた。やや尺が間延びしそうなところは演出や間でカバーしてくれた。
原作よりも作品世界が深掘りされていて没入できる1話。BGMや音響が秀逸。
戦闘のゾンビ斬っていくところは賛否分かれるところか。良く言えば実写っぽい、悪く言えば野暮ったいテンポ感。
まあでも加点方式でいったら100点超えてノーベル賞モノなので気にするほどではない。ポチタの喋りと最後の「最高じゃあないっすか……」が全てを持っていく。
原作既読だがイイ感じに忘れているので読み直さずに我慢したい。でも我慢できずに今期はアニメ化しないだろうレゼ編以降を読んじゃった。
やはりこの作品のもつ熱量は素晴らしい。
可もなく不可もなく、シンプルに可愛いアニメ。
ショートアニメとしては手堅くまとまっており、駆け足感もなく無駄シリアスもなく時間当たりの満足度は高い。
萌えアニメ好きなら楽しめるだろう。