いやそうはならんやろ(骨格)
来夢初登場時は花より男子の桜子が頭をよぎったがいい子で安心した。
相変わらずの糖分過多だが、糖分に負けない濃度のギャグのおかげで笑いながら見られてる。
しかしちょいちょい凛子さんの言動が毒親チックでやだなあ…。何か裏もあるっぽいし、黒絵の事を都合よく飼い慣らしておいて利用したい系とかだったらなんとも救われない話だが、はてさて。
長い番組なので文句が一切ないわけではないのだが、全体を通して良かった。特にシーズン3はストーリー面でも非常に完成度が高く、子供向けという侮りを寄せ付けないものがあった。
ギャグ色がかなり強く、かなりぶっ飛んだ内容も多いのだが、怒涛のテンポとドロシーによる的確なツッコミで非常に内容が濃く感じられ、見ていてとても楽しかった。
正直なところドロシーがいなければこの作品の面白さは半減していたのだろうと思えるくらいには、彼女の果たした「視聴者の代弁者」としての役割は大きいように思える。
放送が長いことによる弊害も一部あり、特に悪役についてはいささか描写が辛い部分もあった。いかんせん悪役をやっている時間が長く、ギャグ的なノリもあって結構キツいもの言いや横暴な振る舞いも多いため、見ていてストレスのかかる時間が長すぎる。
悪役のその後についてもいささか納得しがたいものもあり、シーズン3でひたすらいじられまくって良いキャラに仕上がったひびきはともかく、ウサギやユニコンのマスコット勢については、とりあえずギャグで焦げたり溶けたりさせておけばいいだろうみたいなノリを感じ、あまり溜飲が下がらなかった。
この辺りはプリチャンのルルナにも通じてしまう問題点であり、長期シリーズにおける悪役問題というのはなかなかむずかしい点がうかがえる。
一方で悪役らしい悪役のいないシーズン3は、テンポもキレもいいギャグや、こちらの予想を上回る演出や展開も相まって非常に楽しく見ていられた。
ジャニスがこれまでの悪役と同じ轍を踏まずさっさと思いを改めて仲間ムーブを始めたのは、ひびきの悪役時間が長すぎたという反省があったのだろうか? セレパラ再来かとヒヤヒヤして見ていたので、割と早い段階で和解した時はとても安心した。
終わりよければすべてよしという訳ではないし、正直シーズン1や2をもう一回見たいかと言われると少し厳しいものがあるが、シーズン3については幾度の鑑賞にも耐えられる素晴らしい出来栄えだったと感じている。
ライブについては、プリチャンから入ってしまったのもあっていささか古さも感じてしまった(特にサイリウムコーデの派手な原色)が、総じて演出でカバーできており作品としては高い完成度を誇ってたように思う。
それと同時にプリチャンのライブをは非常に洗練されていたんだなあという感想も抱いた。特にカメラワークの点でかなり違いがある。こうして技術の進歩を垣間見られるのも興味深い。
楽曲についてはあまりピンと来るものがなかったのが残念。ちょうどダンスミュージックやEDMの影響で音作りが変化する端境期の楽曲といった印象で、こちらも時代を感じてしまう。
続けてアイドルタイムプリパラも見る予定だが、果たしてこの続きはどうなっていくのだろうか?
絵はいいし、動きごとにできる胸のシワや腋の影なんかが非常にエロい
話はまあありきたりというか、人間関係として見れば出来は悪くないけれども、そもそもトリックなんて考えてなさそうな手品や、無情にカットされる綱渡りなど、もうほかの題材でも同じ話できるだろという感じ
キャラと動きが良いからかろうじて見てられる
うん、まあ、ラブコメ系苦手なのでこうなるかもなと思っていましたが、予想より早かった1話でギブアップ。
事前情報だとキャラの可愛さでしばらくは保つかなと思ったんだけどダメだった。
一昔前の古き良きラノベアニメそのまま作画だけ今の技術で、といった風体。
ただ作品構造そのものというか、ヒロインに対して主人公が密かに優位に立って、情報の非対称性でヒロインを愛玩動物化しようという構図自体が非常にいやらしい。
この構図のせいで、よくあるスカしたラノベ主人公でしかないはずの主人公のキツさが妙に増幅されてしまい、実質的に間抜けなヒロインを小馬鹿にしているような関係性になってしまっているのが見ていてとても辛かった。
あと、とにかくイラッときたのがED。これが原因で見るのをやめたと言ってもいいくらい。
聞いたことある曲だからロシア関係のカバー曲なのかな、と思ったら一切関係ない懐メロらしい。しかも毎話変わるとかなんとか。
別に商業主義丸出しであることにそこまで文句を言うつもりはないが、それが作品そのものを高めるような内容では一切ない、それどころか作品の雰囲気を台無しにするような全く合ってない曲を流すのであればただただ作品がかわいそう。
企画にはこじつけあろうとも作品を高める何らかの意図が必要だと思っているので、思いつきでやったかのような今回のED企画についてはただただ嫌悪感しかない。
ものすごく良かった。1期から若干作画が良くなっているくらいで大きく変わっているわけではないが、変わらないバカ騒ぎの毎日が新横浜の皆への愛着をどんどん深めさせていった。
人間と吸血鬼が共存していたり、なんとなく闇のある設定が見え隠れしていたりと、個人的には男性メインのまちカドまぞくといった印象で、暖かな雰囲気がとても好みだった。
OPの冒頭でおもむろにチューチュートレインし始めるのがこの作品を象徴しているようで大好き。要は男子中学生のノリである。
驚きだったのは2期になって女性キャラがやたらと可愛くなってきたこと。特にヒナイチとコユキが1期と比べて魅力が数倍増しているように感じた。
この作品に女性キャラの可愛さは特に期待していなかったため、嬉しい誤算だった。
とてもいいギャグアニメだった。
全体的にテンポが絶妙でギャグアニメとして非常に質が高い。作画も安定しており文句のつけようのない作品だと思う。
主人公2人が残念風イケメンだが完全な女性向けというわけではなく、掲載誌がチャンピオンであることからも分かるように男性でも普通に楽しめる作品。
小中学生男子あたりが好みそうな下ネタがたくさん入っており童心に返ってゲラゲラ笑える。
ギャグ作品でありがちなバイオレンスに片足突っ込んでいる強烈なツッコミも、すぐ砂になるドラルクが受け手のため痛々しくなっていないのもgood。
バディものとして捉えても結構いい感じに見ていられるのも作品としてレベルが高い。
そして最後に。
ジョン君があまりにも可愛い…。
第四話で脱落。
映像は美しく、BGMは最高、雰囲気も非常に良くて、今まで知ることのなかった世界が肌で感じられそうな気配はある。
だがファーティマという実在の人物をそのままモデルにしながら、史実では特に記録がないにもかかわらず、ありがちな復讐劇に仕立て上げてしまったのがとても引っかかってしまった。
カメラのレンズとなる主人公を復讐者にしてしまったことで、モンゴル側の人物像も歪んで見え、必要のない悪者を作り出してしまっているように見える。
もともと復讐譚がやや苦手なのもあるが、主人公が復讐の炎を燃え上がらせるたびに実在のファーティマという人物を捻じ曲げてしまっているような感覚に陥り、見ていることに集中できなかった。
これが架空の主人公だったり、ヴィンランドサガのように名前を変えて別人であると示していたり、Fateシリーズのように原型をとどめない魔改造をされていたりするのならともかく、歴史上の偉人をたくさん出して、雰囲気としてもかなり歴史考証や文化考証をしっかりしていてそうな中に、しれっと復讐者ファーティマを置いてしまうのはかなりの誤解を招きそうな作品内容に思える。
歴史ものである以上ある程度のフィクション要素は仕方ないが、実在の人物の幼少期をまるっと創作した上に、復讐という強すぎる動機を人物の核として据えてしまうのはいくらなんでもやりすぎではないかと感じる。
また、周りが史実に忠実なだけに、肝心の復讐という動機がフィクションとして浮いてしまいとても空虚なものに見えてしまう。
ファーティマという人物があまり知られておらず、前半生の記録もほとんど残っていないのをいいことにさまざまな想像を巡らせるのは結構だが、その方向性として復讐を選んでしまった結果、いろいろな人たちを貶めることになってしまっている作品であるように感じた。
非常に残念。
あとなんでここまで雰囲気作りを徹底しておきながらOPとEDがひねりのない邦ロックなんだろう?
話自体は王道で結構面白いんだけど、とってつけたかのような百合描写が少々鼻につく。
それに今回こそはと期待していたサーカス描写も相変わらずブランコ以外動かないので、サーカスを見たことない身としてはほかの演者たちが何やってるのか全然想像もつかない。
しょっぱなの布の演技は何をやっていたんだろう…?単なるダンスなのか…?
皇の方のサーカス描写もなく、力量差や予算の差も語られるばかりでよくわからないため確執にハリボテ感が漂う。
よく動いてるブランコについても、毎回作画や演出がほぼ変わらないのでキャラごとの力量差があまり伝わってこない。
現状主人公の魅力とキャラの可愛さ、あとお色気で繋いでいるようなものなので今後どうなるか。
ちょっと引くほど面白い。本当にこれ24分しないのか?っていう濃密さ。
攻殻機動隊に触れたのはこれが初めてだが、思ってたよりも堅苦しくもりシリアスでもなくて逆にびっくりした。
ライトなノリを挟みつつ、作り込まれた世界観で有能ばかりが丁丁発止とやり合っているのが観ていて純粋に気持ち良い。
BGMや演出も神がかっていて、しょっぱなから心を掴まれてしまった。
ただ、正直初見には厳しいテンポと密度なので、ニコニコ動画で解説コメント付きで見ている。
こういう有識者の多い作品はやはりああいう動画サイトで見るのが一番いい。
9話で脱落。何をモチベーションに見ればいいのかよくわからないアニメだった。
熱い展開やドラマがあるわけでもなく、ギャグがあるわけでもなく、凡百のなろう系のようなインスタントな爽快感があるわけでもなく、かといって重厚なストーリーが展開されるわけでもない。
それなりに優秀で、それなりに低俗で、それなりにいい子の主人公が、何かにつけてこちらとしては興味もない前世のことを引き合いに出しながら、いろんな出来事の中で生きて行く。
この作品のテーマは何?と問いかけると「生きること」と返されたような気分になる。
学院に行ったらいろいろな出会いがあって展開が起きるのかな?と思っていたらいきなりどこかに飛ばされて一向に話が進む様子がない。全体的に話の展開が受け身すぎる。
作画や雰囲気が良いのと、唯一ヒロインレースにだけは多少興味があったのでなんとなく見ていたが、それについてネタバレを踏んでしまい、そのネタバレに呆れて心底興味が失せてしまった。
この作品が好きな人曰く「ルーデウスの人生を楽しむ作品」とのことだったので、主人公に何一つ共感も興味も湧いてこなかった時点でどうやら合っていなかったらしい。
……かなり評判の高い作品だが、この主人公がそんなにいいのか?
個人的には、転生要素のない純粋なファンタジーだったらもう少し楽しめたんじゃないかと思う。
4話で脱落。なんというか、ものすごく細かいツッコミどころがたくさんありすぎて全く没入できない作品という印象。作画だけは良いのだが。
主人公や子供たちが未熟なのは理解できるが、師匠の人がすごく有能っぽく描写されているにもかかわらず行動に責任感がまったく感じられない。登場人物が謎にヘイト稼ぐような行動をしても誰一人としてつっこまないどころか反応すらしないみたいなことも多く、全体的に描写はガバガバ。
第一話からいきなり魔法の秘匿について「普通に子供が覗いてるじゃねーか!ガバガバすぎるだろ!秘匿開始から数百年も経ってるんだったらその間にもうちょっと工夫しとけよ!」ってツッコみたくなる一方で、その後も師匠が抜けてるからといったフォローや何か隠された理由があるといった匂わせもない。
姉弟子が主人公を危険な試練に行かせたのにも、一言たりとも師匠はコメントせず主人公だけを叱る。これが魔法使いの常識が世間と乖離しているという描写であるなら理解できるが、特にそれらしきフォローも匂わせも無い。そして師匠は相変わらず主人公含め弟子たち皆から慕われている。
アニメどこまで改変されているのかわからないが、なんというか、制作側はもしかしたら師匠のことを理想的な師匠だと思って描写しているのではないかという疑念がずっと付き回る描写が多い。
師匠周り以外にも、初対面では噂の禁忌の魔法を使った人だと知って引いていたがその後特に何事もなかったように接してくる弟子たち、謎に偏屈じじいっぽい初対面のセリフをしておきながら普通に好好爺として描かれている魔材店の店主など、言動と描写が噛み合っていないキャラが非常に多く、制作側が視聴者側にキャラたちがどう見えているのか想像できていないのではないかと思わせる描写があまりにも多すぎる。
それなりにちゃんとした作品では、キャラの欠点を描写する際には「これは欠点の描写だよ」と何らかの形で明示していることが多い。だがこの作品の場合はそれが一切見られないため、視聴者の感情を理解できていないのではないかと感じてしまい、制作側に全く信頼が置けなくなってしまっている。
作画だけは妙に気合が入っているにもかかわらず、この完成度は非常に残念としか言いようがない。
ほどほどに面白く、ながら見するのに丁度いい感じの作品だった。
作画はかなりイマイチだったが戦闘がほとんどない作風のおかげで気になる場面も少なかった。
わかりやすい噛ませや不快感のある敵などがいないおかげで、不快なエグ味を感じない点も良かった。
主人公と従者のキャラが濃いおかげでほとんど山も谷もないストーリーでも飽きずに見ていられた。
秋期はとても楽しめた。
少しずつ起こる事件、まして行く不穏さ、人間関係の揺れ動き、じわじわ描かれていくメイン2人の異常性とその願い。
それを凡人視点から見て行く不気味さと悲哀がとてもよく描かれていた。
ミステリーを通じて描き出されるヒューマンドラマとして満点の出来。
冬期は何とも言えない感じ。
面白くはあったのだが、ミステリーとして見るとご都合感と小粒感が否めず、小鳩くん&小佐内さんの物語として見るとあまり関係性に発展がない。
2人の出会いのきっかけや小市民を志すきっかけになった出来事を描いたという形ではあるが、出会いとしては特にドラマチックなわけでもなく、過去の出来事についてもあっさりと処理されていてあまり強く心に迫ってくるものがなかった。
この作品の原作自体は読んでいないが、同じ作者の『いまさら翼といわれても』や『満願』などと比べると後味の悪さも中途半端でなんとも煮え切らない感じ。
総合すると、秋期が完成形としてできすぎていて、冬期に蛇足感がありアニメ全体としては少し評価が下がってしまった。
冬期は刊行までにかなり間が空いていたようだが、それもある意味納得といった内容。
細かい表情の描写などで感情がはっきりと伝わってくる作画の妙は相変わらず秀逸。
心象風景の演出はかなり減ってしまったが、相変わらず現実と区別がつきづらいせいで現実パートを心象風景と勘違いしてしまうような場面もあった。演出としてはありだと思うので、画面比率を変更するなど視覚的にこれとわかるようにしたほうが良かったように思う。
OPとEDは聞いているのが辛かった1期と打って変わって素晴らしい出来。特にEDはかなり好み。映像も洒落ていてよい。
映画だからといって強い特別感があるわけでもなくいつも通りのきんモザ。
原作未読だが、特に尺の短さや詰め込みは感じなかったのでとてもうまく構成しているのだろう。
特筆すべき点はないが、最後はなんだかんだ言って今までの積み重ねもあってほろりとしたので、締めくくりとして良い映画だったと思う。
キャラよし、雰囲気よし、 ストーリーよしと三拍子揃った良作。
ただエピソードは全体的にあっさりとしていて終わり方が拍子抜けなものばかりなので、同じ原作者の氷菓レベルのものを期待するとやや肩すかし意味。愚者のエンドロールやクドリャフカの順番までたどり着かずに終わった氷菓、といった印象。
とはいえ十話で終わったので、そのあたりは第二クールに期待したくなるくらいには完成度は高い。
キャラクター面では特に主役2人が両方とも曲者で大変面白かった。どこかで「ホームズとモリアーティが転生して一般学生のふりをしているよう」といった評を聞いたが、なかなか的を射ているように思う。
作画も細かい表情が非常に繊細に表現されており、言葉なしでも登場人物の感情が豊かに伝わってきた。
ちょくちょく挟まれる心象風景のような演出は、面白いが場面転換との差がわかりづらくて混乱することもあったので、色味を変えるなど何らかの一工夫が欲しかった。
第二クールを最後まで見たら名作になる予感もするくらいのポテンシャルはあった。
それはそれとして、ここまでハイレベルにまとめておきながらOPとEDが両方ともやけに下手なのはなんなんだ…? 楽曲は合っているのだが…
見た目に反してとても上質な群像劇系サスペンスミステリー。
ストーリーや雰囲気は素晴らしく、評価も「とても良い」としたかったが、どうしても一部キャラに共感性羞恥を感じてしまい見ていられず、個人的評価としてそこまで届かせられなかった。
具体的には樺沢、柿花、ホモサピあたり。本当に苦手でちょくちょく一時停止したり飛ばしたりしてしまった。
だが、そのあたりを我慢してでも見るだけの価値はあった作品。
先が気になる展開も多く、その一方で軽妙なトークやちょっとしたロマンスで笑えたりほっこりできる部分もあるという、バランス感覚が素晴らしかった。
ともすれば沈鬱な雰囲気になりそうな内容であっても、気の抜けるような動物の見た目と相まって、そこまで身構えずに見ることができた。
最終話のあのツッコミはある意味でこの作品を象徴する一言だと思う。
総じて、非常によく作られた上質な作品だった。
ソシャゲのガチャについては「そうはならんやろ」って感じでしたが(普通ガチャを引いたときには既にサーバーに記録されてる)。
評価の難しい作品。
話の大筋としてはわりと面白いし、登場人物たちのキャラを深掘りするそれぞれの話はよくできていた。前2作の映画と同様に謎の勢いや過剰とも言える演出でやたらと多幸感をぶち込んでくるショーの数々は健在だったのでその部分は評価したい。
シンやエーデルローズの面々の視点から鑑賞していたら王道のストーリーと強い感情、そして派手な演出のプリズムショーがたくさんつまった良作シリーズだったと思う。
ただRLから時系列的に繋がっている作品として見ると、プリズムワールド周りの後付け設定(元からあったのかどうかは不明だが)がいささか不協和音で興ざめに感じた。
整合性はおおむね取れていると思うが、 RL時代はふわふわメルヘンちょっぴりブラックなよくあるおとぎの世界として描かれていたプリズムワールドについて、別作品でこうもはっきりとブラック体質のろくでもない世界だと描写されてしまったことで、ロマンやワクワク感が消え失せ、世界観の底が浅くなってしまったように思える。
もちろん対象年齢が大きく異なるので方向性が違うこと自体に異論はない。
だが、シリアス感を強めようとして、昔からよくある「子供向け作品の裏側に実はこんな黒い設定があったんだぜ~」的なノリの典型例をやってしまってるなという印象を受けた。
作品単体として見ると出来が良いだけに、原作の調理方法がもう少し違えばなと思ってしまう。とても惜しい作品。
まあこの作品で設定を気にしてる人なんてほとんどいないと思うが…。
プリズムの煌めきを脳髄に流し込まれる…!
話の本筋自体は単純なのだが、観客の追随すら許さない恐ろしい勢いと思い切りの良すぎる演出で色んな事に説得力を持たせてくる力技が凄まじい。
要所要所に過去のプリティーリズムシリーズの要素やオマージュした展開を挿入しておりファンサービスも重点。
むやみやたらと満足度の高い作品だった…。
レインボーライブを見た流れで視聴したが、なんというか、プリズムのきらめきを固めた棍棒でぶん殴られた気分になるとんでもない映画だった…。
ストーリー自体は物語のプロローグとしてよく言えば堅実、悪く言えば地味なのだが、そこに振りかけられたトッピングが何か色々とおかしい。
RLの男子パートを百倍濃縮して還元せずそのままジュースにして飲まされるような体験。
女性向け作品で私が男だから…といった文化の差異を加味してもなお余りある、何かがおかしい演出の数々にすっかり腹筋を持っていかれてしまった。
ただ、いかんせん続編前提の作りなのもあり、キャラを出すだけ出して何一つ回収されていないため、単体で最高評価はしづらい。
RLのようなしっかりとした物語を期待すると肩透かしを食らうだろうが、そこはまあこの尺の映画に求めることではないだろう。
よくできたアニメだった。
比較的長い話数の間にヒューマンドラマがみっちりと詰め込まれていてだれるタイミングがほぼなかったのはかなり完成度が高い。
映像面では、さすがに今から見るとCGの古臭さは否めないものの、動きが非常によく人物の描写がかなり細かくできていた。
キャラクターもそれぞれ個性が強く、ひとりひとりをしっかりと深堀していたので皆が印象に残っている部分もしっかりしていた。
ただ、全体的にキャラクターが悪い意味で極端な部分が気になり、個人的にはどうにも高評価がしづらい。
うまくいっていなかった人間関係が、特定のイベントを経て円満解決するという流れが続くのだが、このイベント前後でキャラクターたちの態度がスイッチを入れ替えたようにマイナスからプラスで極端な変化をしてしまう点がかなり気になってしまった。
子供向けなのでわかりやすさ重視とも思うのだが、マイナス時の描写が無駄に重すぎて製作者の作為を感じてしまう点があまり好ましくなかった。
そして周囲のキャラの人間模様に注力しすぎて肝心のなる関連の描写が不足していた点も気になる。
特にりんねが設定的に重要な位置ににいるため他キャラと絡んでいることが多く、なるとの絡みの印象が薄くなってしまっていたため、ラスト付近はあまり物語にのめり込めなかった。
これ以外でも、基本的に主人公の周辺だけ無風すぎるのもあって、ほかのキャラ達のヒューマンドラマを見るときも一歩引いた位置から見ているような気分になっていた。
そういった意味で、肝心の主人公をうまく扱い切れていなかった印象が強い。
総じて「面白くはあったがのめり込むほどではなかった」という感想。
音楽面があまり印象に残らなかったのも大きかったかもしれない。