サービス開始日: 2017-06-27 (3235日目)
他の全てを切り落とした上に本当に大切な一瞬が浮かび上がってくる
言いたいことはわかるが、なんだろうあんまり響かない
全体を通して貫かれたメッセージをすくい取れるだけの経験とか洞察を自分は持ち合わせてなかったのかなぁ
場面転換の見せ方は本当に逸脱で、映像として華があった
こんなに百合百合してたっけ?
綺麗な百合から下心百合まで幅があって良いし、そこにナチュラルに割り込む男がおもしろい
あと、カタリナさんの顔良すぎない?
レナのがんばり物語ににっこにこの笑みが留まるところを知らない
バラした小袋を見せられるとつい中身を想像させられてとても良い
やっぱレナの狂気が一番ぞくぞくと興奮させてくれる
至ってシンプル、最終決戦
あいも変わらず次々と迫りくるガウナの脅威をなんとかかんとかぶっ飛ばすやつ
戦闘以外一辺倒でもなくエピローグも含めてツムギで深みを出してきて、特に最後のツムギの復活はちょっと感動した
いざ決戦!の発進のところで「シドニア」が流れた時はテンションが最高潮だった
特別音響上映だったので爆音、重低音がバリバリに聴いていて良かった
求められることばかりな人々の支配するこの世界で選ばれないこととは死ぬことと同じ
この氷の世界を浄化しようとするピングフォース
陽毬は選んでくれたことが嬉しいけれど、昌馬は選んだ結果、陽毬を高倉家の運命に引き込んでしまったことを悔いている
言いたいことは分かるけれどあまり共感とかがしにくくなってきて、演出だけで魅せるのも限界を感じてきた
この運命は親のせい、親はいらないと言う昌馬と冠葉
そして、陽毬は本当の妹ではないという事実が明かされる
真砂子の冠葉への愛とやらの正体がますます気になってくる展開
多蕗もまた家族という運命に苛まれていた一人であった
手を突き放された彼は、家族の手を決して離さない冠葉を見て何を思ったろう
自らの過ちを自覚しながら湧き上がる憎しみとの鬩ぎ合いの狭間にたのだろうか
いらない子たちをシュレダー?にかけて誰が誰かわからなくする、透明にするって表し方は目を見張るものだった
正直言うと北海道編は少し落ちた印象があったし、やっぱり「大人一歩手前の子どもの成長もの」なのかなと思ったけど(そういうのが嫌いなわけではいないけど)、全話見た後に振り返ってみると序盤がベースな「降って湧いてきた特別な日常とその別れ」だった印象がある
そういうのが好きで求めてたからそう感じるのかもしれないけれど 、ひげひろみたいな「降って湧いてきた特別な日常とその別れ」な作品がすごい好きですごい泣いてしまう
葛藤の中で軋む脆さとそれを包み込む優しさ
大人一歩手前の子どもだからの時として大胆で無鉄砲なところもある沙優と、そんな沙優を前にして本当のところはそんなにしっかりしてるわけじゃないのに大人らしく振舞おうとする吉田さんの優しさ温かさがとても魅力的で愛着のある物語でした
鼻の奥がツンとするような寂寥に包まれた別れ
偶然だったけど運命だった出会いが沙優の人生を変えた
16歳か17歳か、いずれにしてもその中の半年というのは彼女にとってはとても大きいものでもう離したくない離せない自分の一部だった
それでも吉田さんは最後まで大人で寂しい別れも受け入れられる、例え本心では子どものように寂しく思い、沙優のいない家で泣き出してしまうように脆い
それでも日常は回る、遠く離れた場所でお互い別々に
だけどあの別れは「またね」だった
沙優にとっての拠り所、もう一つの帰る場所が吉田さんなのかもしれない
別れの場面からエピローグまでボロボロ泣いてしまった