サービス開始日: 2023-01-27 (1058日目)
上っ面だけ見ると「異世界憑依バージョンのDr.STONE」といった感じだが、そこに「主人公の力では解決できない巨大な壁」が立ちはだかってそれを乗り越えていく構成になっているので全く別モノ。
結構ハラハラさせられる。
せっかく可愛いキャラとかっこいいキャラが多い作品なのに忍たま乱太郎くらいの低コスト作画なのが玉に瑕。
フリーダかわいい。
フェルディナンドとベンノさんはいいキャラしてる。
作画の悪さだけが脚を引っ張ったアニメ。
どうして顔の描き方を重そうな感じにしてしまったんだろうかという疑問が残る(スポーツ作品なのだからキャラの動きが多くて作画が大変だろうに)。
スポーツ作品にあるまじき中割りの少なさで、予算か納期のどちらかが足りなかったように見える。
皮肉みたいだが、なぜか「野球が下手な人のプレイあるある」の描写だけはかなり上手かった。
ゲーム本編未履修で視聴したが、(野球という最低9人が必要になる題材では各キャラへのフォーカスが薄く広くな美少女動物園になりがちで不安に思えたのだが)問題なく楽しめた。
後日ゲーム本編を履修したところ、ゲームでは男主人公がいることを知った。
つまりアニメは主人公を抜いて、主人公の役回りを有原に集約して再構成したストーリーになっている。
その挑戦的な変更にも関わらず、ちゃんと1つの作品として成立してたように思う。
ゲーム本編ではもっとキャラがいるのだが、あえてアニメにはごく少人数だけ抜擢したのは英断だったように思う。
ちなみに13話(1~12話の話の翌年度の春の話)がかなり後に公開された。
倉敷には幸せになってほしい。
キャラの発言がマルコフ連鎖だけで発言するbotのようで、薄っぺらく感じた。
「この世界の飛行機乗りだから」という納得感はあるかもしれないが、にしても度を越した変人だらけで誰一人感情移入できない。
作画手法はかなり先進的?のようだが、結果として奇妙な感じに映っていた。
俺TUEE
キャラデザやキャラの性格・言動含め、かなり子供向けな味付け。
戦闘シーンの作画はかなりかっこいい。
ミリムかわいい。
本編側と同じようなものを期待して観てみたら違うものをお出しされた感じ。
弱いなりの戦術の組み方とかは(ワートリみたく)面白かった。
映像だけでなく展開・演出・キャラ描写がかなり丁寧になされていて、放映当時毎週惹きつけられた作品。
特にEDへの入りが神で、全アニメの中で個人的1位。
キャラクター一人一人が一人の人間として生きていると感じられる。
ただ、最後の2、3話くらいでそれまで食べてたフレンチフルコースがアメリカンジャンクフード(それはそれで美味しいのだが)に化けてナンダコレ的な終わり方をした。
(似たような設定のアニメを今まで摂取しすぎてたのかもしれない)
ゼロツーに狂わされたい。イチゴかわいそう。
世界観や設定は「倫理観や価値観に対する問題提起」的な題材っぽいのだが、展開・演出・発言が違う方向を向いていて謎。
特に、主人公の終盤の行動(成長しない。筋が通らずブレブレ)を愚行として描きたいのかそうでないのか、レイシアの立ち位置をどう捉えさせたいのかがよく分からなかった。
そういう乖離が後半になるにつれて大きくなっていき、視聴の辛さが増していった。
こういう題材の作品では多くの場合、主人公が視聴者世界の倫理観・価値観を持っていて感情移入しやすく、感情移入すること前提でストーリーが組み立てられているものだが、この作品ではそれが成り立っていなかったので主人公に鳥肌が立ってしまった。
2話から(1話のBパートから?)作画がディオメディアの暗黒面で、TV放映中に何度も万策尽きて総集編を挟み、結局最後の数話は放送期中からはみ出して後日配信となった。