イレイナがフラン先生と王立国家で再開し、自分の旅の位置づけを再確認する回。水路を逃げるときに水面に反射した光がイレイナの体に映り込む描写が良かった。光の特性をキチンと描写しているアニメは好き。(ユーフォ2期の液体の入ったペットボトルに差し込む光と反射とか) フラン先生とイレイナの会話から、それとなく登場人物の関係性が読み取れるのも良いですね。想像の余地を与える感じ。小説のくだりを敢えてツッコまなかったのもそれかと思いましたが、ED後に補足されました。あれは別になしでも良かったんじゃないかな。
作品のコンセプトなのか分からないけど、食事の描写がやたら気合入ってて美味しそう。化け物を切裂いたときに飛び散った血が視点のレンズに張り付く描写はちょっと良かった。王女様、無限の剣製してて笑ったけど、王女の冷徹で業火のような怒りを大量の剣で表現してて圧巻のシーンだ。狂気のお姫様のお話自体も良かった。1話2本立てより、1話1本立てのほうが話がまとまるし視聴者も入り込みやすいので、こっちの方が良いと思う。3話は奴隷の話をメインにしてもう少し肉付けした方が良かったんじゃないかな。