名作ということで見ることにした。
戦闘アニメーションとキャラクターが良かった。
こういうパワー系女主人公、最近見てないので良い栄養になった。
アウトローなカッコ良さを脳死で摂取したい時に丁度よいアニメ。
ジメジメした思想や哲学もなく、ダークサイドストーリーながらも後味スッキリ系。
短編ストーリーが一本一本完結するスタイルの構成。
二期とOVAもあるみたいなので後も見る。
小鞠ちゃん、いいよね。大胆に告白できたり文芸部の関係が悪くならないように言いにくいこともちゃんと言うところ。陰キャオタクというキャラがこう一人の恋する女子高生を地でやっているのを見せられるとギャップで萌える。こういう類の魅せ方俺妹以来なので急に来ると刺さりますね。
温水くんと八奈見さんの関係、青春色の甘酸っぱさに満ちている。いいですね。八奈見さんも温水くんとの関係はやぶさかではない(誤用)感じなんだけども、付き合うとかLOVEとかそういう気持ちは無いんだよね。てか温水くん、そういうとこやぞ。
あと袴田くん。イケメンの不良扱いで草。いいやつなのに。
過去の10代の活力が擦れてしまった30代を再び前に進める、この構図が好き。
正直今の私自身にはあまり響かなかったのだが、もう少し年齢を重ねた上で再度視聴し直したら間違いなく評価を上げるだろうと感じる。粗もなくストーリーも良く練られていて良いアニメでした。
PS. こういうじんわりと温かい後味の良いアニメを最近見ていなかったななど振り返る。ストーリーの勢いに身を任せて面白さを全身に受け止めるような話でもなく、成長や成功あるいは喪失により激しく感情を揺さぶられるような話でもなく。こういった緩やかでありながらも確かに心に残るようなストーリーもありがたさを感じる。