サービス開始日: 2016-09-30 (2995日目)
アニメ化前からの原作ファンとしては、原作の魅力がアニメでは十分に表現されていないと不満に感じる点も多く、かといってアニメ化を無かったことにしたいほどヒドイというわけでもない、これで原作を読む人が増えたのなら意味のあるアニメ化だったのでは、くらいの感じ。
キャスト、特に三重さんと小村くんの二人は文句なく素晴らしかった。本作にアニメならではの大きな魅力をプラスしてくださったと思う。
不満に感じる点は主に映像面。一番は三重さんのキャラデザイン。特に髪の毛のシルエットがキノコみたいになっているのがどうしても馴染めなかった。瞳もキラキラし過ぎ。全体の色調がコントラスト強めで彩度低めなのも、硬質で冷たい感じで、さらに言うといかにも3DCGで、本作のテイストには合っていないのでは、とずっと感じていた。
今回は小村くん役の伊藤昌弘さんの演技が特にキレッキレだった。「誰か俺に手錠をかけてくれ」とか、声の演技だけで笑ってしまった。「もうだめだ…イケメンフレグランスが惜しみなかったんだ…」もよかった。
小村くんの子供の頃の写真と鉄棒のエピソードも好きなエピソード。写真見たさに不自然な言動を重ねる三重さんがかわいい。不意打ちのズボンチラ? 大好きに決まってるじゃないですか!