サントラの人選がかなり話題になりましたが、アニメにいわゆるアニソンじゃない音楽を付けたらどうなるのかという試みとして尖った方向に行っていて一見の価値があると思います。世界観、ストーリーまでかなり自由でその結果として普通のアニメ的なカタルシスとはちょっと違う視聴後の気持ちなのですが、以降で同じような路線のアニメを観たことがないので未だにこの作品の感想がうまく整理出来ないです。
最初恋愛要素がちょっとめんどくさいな〜と感じていたのですがデカ山オーシャンビュー子姉さんが出てきたあたりから楽しく観られて、2人それぞれの眠れない理由が明かされるところは特に良かったです。
2話くらい観て長い間放置していましたが5話あたりまで観たところでこの作品の世界に慣れてきてすんなり観られるようになりました。
最近考えていたことに人の罪や過去の過ちはどうなれば赦されるのかということがあったので、志摩くんが周りの優しさで前に進めるようになったの、優しいフィクションなのかもしれないけど良かった。
最終回に志摩くんの長いモノローグがあったのは個人的はテンポが悪く感じてしまってちょっと…と思いましたがとりあえず最後まで観て良かったです。
https://g-eureka.memo.wiki/d/%a5%b7%a5%eb%a5%d0%a1%bc%a5%dc%a5%c3%a5%af%a5%b9
どうしてこの作品から並行世界の話になっているのかWikiの解説を読むまで分からなかった…。
最後まで観通して設定を理解したらアネモネのことを好きな人はかなり満足出来る内容な気がします。
あと心配な人のために書いておくとエウレカはちゃんと次作で救われます。
かなり前に観たので内容を思い出せないけれど、使徒のデザインがすごいなと思ったらエンドロールのクレジットで担当として「なるたる」とか「ぼくらの」の鬼頭莫宏氏の名前が出てきてびっくりしたと同時にすごく腑に落ちたことだけは鮮明に覚えています。
せんせが自身が体験した喪失のトラウマからシーヴァの命を救おうと奔走するのだけどシーヴァの願いはせんせと花を愛でたいとか一緒にいたいとかいうささやかなものであったということとせんせが向き合う話と解釈したのだけど、まあそういう風に正解を求めるよりゆったり作品の雰囲気に浸かって楽しむのが正しいというような気もします。
海外のいわゆるアート・アニメ的な志向を上品に実現してて良かったです。世間的に大ヒットはしなさそうというものがクラウドファンディングに頼って制作出来たというのは良い時代なのか大手スタジオに多様性や体力がなくなったということなのかよく分からない。