母親との時間を奪うヴァイオレットを邪険にしていたアンが、ヴァイオレットになついていくのがかわいかった。最終的にはヴァイオレットにべったりだしw
母親の手紙、てっきり自分が亡くなった後にアンのことを誰かに頼む手紙だと思っていた。まさか未来のアンへの手紙だとは思いもよらなかった。
毎年届く、母親からの言葉、娘への思い。アンのこれ以上ない支えになるだろう。とても素敵。
そして……母娘のことを思って、ヴァイオレットが流した涙。ヴァイオレットのやさしさ。ここで我慢しきれず、自分も涙を流してしまった。
10歳の女の子にあたったらあかんやろ……。まあ、師匠も10代だしなあ。しかも、追いつめられた状況では無理もないか。
あいが師匠に発破かけられるようなタイプだとよかったかもしれないけれど、彼女も繊細だし。あんな状況でも健気な彼女を見ていてつらかった。状況が好転する打ち筋が見えないんだけど……
先生の話にハッとした。友達だからといって、なんでも話さなきゃいけないわけじゃない。その通りだ……いい先生だ。栄依子とはり合うのには笑っちゃったけどw
その直後の栄依子の花名への問いかけにびっくり。しおんさああああん!?!?と思ったけど、誤解だったw
そんな志温さんの話は、花名へのエールになったんじゃないかなあ。天然ボケだけど、ちゃんと考えてて、あたたかい。素敵な人。
しかし、浪人ハイツw
ヴァイオレットの悲しみは深い……仕方ないよなあ。
しかし、ヴァイオレットがこれまで書いてきたたくさんの「手紙」。たくさんの人たちに、いろいろなものを与えてきた「手紙」。エリカとアイリスからの、初めてもらった手紙によって、ヴァイオレットも前を向くことができた。ここまでのエピソードの積み重ねもあって、グッと来た。
社長の言葉もいいなあ。少佐の言葉を胸に、ヴァイオレットがどんな道を歩んでいくのか。楽しみだ。