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とても良い

本当よかった。今自分が抱えている悩みを解決する糸口になりそうな話だったから(だからこの「よかった」というのは極めて個人的なものではある)。
4~6話は立花百合についてのお話だった。実家のことをすごく憎んでいた。解説によると「かつて伝統と誇りの重圧に耐えきれずに飛び出した」らしいけど、そのあたりの描写はあまりなく、何に苦しんでいたかははっきりしない。ただ、彼女の葛藤を解決しようとする姿に心を動かされた。
彼女は実家で過去にあったこととは決別し新しい生活をしようとしていた。しかし、実際は過去に縛られて、ぶちおにも八つ当たりをしてしまう。ただ、天狗のじいちゃんを頼るなど、本人としてもどうにかしたがっていた。
そして、時空のゆがみに巻き込まれ、平行世界に飛ばされる。そこで一人でいろいろ考え、気持ちの整理をつけて実家に戻る。完全な解決ではないけど、目を背けていた問題に向き合うことができた、ということだろう。
何か悩みがあり、その本当の解決策はすでに知っており、自分の中にある。なかなか認めたくないことだ。でもだからそれに向き合おうとした百合に共感し心を揺さぶられたのだと思う。自分もいろいろ目を背けている問題が多い。解決させよう、ではなく、前進させよう、という気持ちで少しずつ向き合おうという気持ちになれた。だから私はこの話がとても好き。











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