本日の夜実況。
奏のお説教は、弟を想ってのもの。というが、頭ごなしの人格否定じみた説教もあった様に見える。最後に奏は「ごめんね」と言ったが、この謝罪にギリギリ救われていたと感じる。
自分はこの話からは「いい話」は読み取れなかったな。今回の話の流れで、ドラマに直接関わっているわけではない響がパワーアップする意味もちょっとわからないし。「おれが何やっても怒るんだ!」と奏太が言ったとき、そんなに外していないことに吹き出してしまったw
しかし、ミラクルベルティエ曲はノリノリで最高。
この曲はプリキュアの劇伴の中では屈指のお気に入りの曲で、その初披露でうっぷんが吹き飛んでしまったところはある。
成田さんらしからぬ、ちょっと評価の難しいエピソード。
んん、正直テーマがキツかったなぁ……親の心子知らず的なものだけど、尖った部分が目立つというか……
毎話、激しめに人間関係の衝突が描かれる。これは年齢に関わらずつらい視聴者もいただろうなぁ。
ハートキャッチがひたすら明るかっただけに、このギャップについて行けない人もいた記憶がある。
奏は幼い弟に対して激しく叱り付け過ぎていて半ば異常とも感じられるのだけど、姉が弟を激しく叱責する場面は現実社会でも見られるので、一つの人間関係の在り方をリアルに描いてるとは思う。
ただ、姉弟の喧嘩は気持ちをぶつけ合って絆を深めるために必要な過程だという位置付け方には賛成できない。衝突しなくてもきちんと向き合って気持ちを伝え合う方法はあるし、衝突することで取り返しのつかない深い傷を心に残すこともあって、そのリスクは決して小さくないと思うからだ。
奏が弟に対して上から権力を行使するように接するのではなく、対等の関係性を築くことの重要性に気づく方向に導くべきかと。姉が弟に対して支配的であろうとするのが良いこととは思えない。まあ、この回は喧嘩するほど仲がいい的な曖昧な位置付けで終わったけども。
今回初登場のそう太のクラスメイトの女の子は、この時点ではモブのように見えて、後々重要な役割を演じるキャラになるとはリアルタイムでは思わなかったなぁ。