首都圏の旅行代理店、
JTCの企画部に勤める拓也と莉香は、
共に人付き合いが苦手で目立たないが、
充実した一人生活を送っていた。
ところが、アラスカ支店開設により1年後に
独身者が優先で海外派遣されることになり、
困った莉香は拓也にとある計画を持ちかけて……。
ほとんどしゃべったこともない2人が、
たったの365日後に結婚することに!?
嘘の結婚が本当の結婚になるまで、大原くんと本成寺さんの不器用な恋愛と偽装結婚の模様を楽しく見守ることができた。つい笑ってしまうようなシーンも多くてとても面白かった。
メインとなる大原くんと本成寺さんは、2人ともとてもよく似ていると思った。2人も相手のことは勿論、嘘の結婚のことや会社の同僚の人達のことやアラスカ行きのこと、とにかく色々なことを考え過ぎなんじゃないかって位に沢山考えて、悩んで、それ故にすれ違ったり、突飛な行動に出たりといった感じだった。特に本成寺さんはかなり突飛な行動や思い切った行動に出ることが多く、良い意味で予想を裏切ってくる人だったし、単純に回想も含めて行動が面白かった。大原くんの方は、本成寺さん程思い切ったことをするキャラではなかったけど、色々なことを考えたり、思い悩んだりする中で行動していて、不器用ながらに頑張っている姿が印象的だったし、人間的成長も描かれた。2人とも応援したいなと思えるキャラだった。
色々なことを考え過ぎるあまり、大原くんも本成寺さんもお互いの気持ちを真っ直ぐに伝えるってことが中々できなかったけど、最終回で無事結婚という形になって本当にめでたかった。一緒にいられることを心から喜び、お互いに相手の一挙手一投足が全て好きだと思うレベルでベタ惚れの状態だったのがすごく良かった。2人のイチャつき模様がとっても楽しそうで、見ていて微笑ましかった。
大原くんと本成寺さん以外のサブキャラも面白く、魅力的なキャラが多かった。大原くんと本成寺さんの会社の同僚の黒川さんや権田、大原くんの家族や地元の人達、幼馴染のナオ、クラウディアさん、個性的なキャラが多かった。同僚の1人の進士さんやナオのガラス細工の師匠など、出番こそ多くないのに妙に印象に残るようなサブキャラも多かった。特に離婚することになった時の進士さんの尋常じゃない荒れ方と奇行を見た時は、笑っちゃいけないんだけど笑ってしまった。
作中通して、結婚は必ずしも良いことだけじゃないってことが描かれてきたけど、最終回のラブラブな大原くんと本成寺さんの姿を見て、何となく、この2人は今後色々あるだろうけどしっかり乗り越えていくだろうと思った。2人の恋模様や結婚までの過程を見守ることができて、とても楽しかった。
☆5
社会人ラブコメとして面白かった
本城寺さんみたいにマイナーな趣味持ってる人も魅力的だなと思った(特に自分も少しでも興味のある事柄についてオタク知識持ってる人なら尚更)
8.7点
原作11巻もあるのだし、もう少し色々な話を見たかった
カットされている内容多いんだろうな
恋愛とは無縁だった男女2人が海外への転勤を回避するという目的のために偽装結婚をするというシナリオで、恋愛に関して分からない事ばかりだった両者のやり取りが見ていて微笑ましいなと感じさせられた作品だった。普段控えめな本城寺さんも好きな事になるとスイッチが入ったり、自ら評価を下げようとするぶっ飛んだ所もあって楽しいキャラだったのは間違いない
一緒に過ごしていく上で分かったお互いの事、本当の結婚へ辿り着くにあたって大事なのはちゃんと本音を言う事が大事なんだなと感じさせられた。結婚というのは確かに色々考える事もあって大変な事も多く存在する、それでも彼らはきっと上手くやっていけるだろうと信じてる。結婚が「始まり」なのだから
旅行代理店に勤める男女2人がアラスカ転勤の辞令を回避するためだけに偽装結婚を始めるというラブコメ。構図が面白いかつ分かりやすくて、キャラクターの役割の持たせ方も明確ですごく観やすいアニメだったね。
偽装結婚が故のお互いの絶妙な距離感、周囲への気遣い、一緒に過ごすうちに感じる気持ちに素直になれないもどかしさ、バランス感覚がおもしろかった。最終的な物語の帰結がお互いの気持ちを全て解放して思いっきりお互いプロポーズして再結婚に至ったのは清々しかった。お互い恋愛慣れしてないが故のほっこりする感じはピュア恋愛好きな人におすすめ。
なんかよくわかんないなぁーいやこわいなぁーーーって顔してみてたら結局最後までよくわからずに終わってしまった たぶんうまく波に乗れなかったんだと思う
主人公が社会人なのでもう少しストーリー展開がシリアスな大人向けのドラマを期待していたのだが、設定がガバガバな上にストーリー展開も平凡。
さらに恋愛要素でハラハラ、ドキドキさせるかと言えばそんなこともなく、4話で断念。