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    みんなの感想

    とても良い

    まじでいい。今回は子供側が良い。創作を物語として見せるのが本当に上手い。ひとつひとつは小さなテーマで、エピソードは長くもなく、わかりづらくもない、それでいてキャラクターの特徴が浮かび上がり、お互いの見え方や心情、信頼が変化し、技量が成長し、作品も成長する、それらが同時に描かれる。始まった時はあれだけめちゃくちゃだったのに、1回1回はそんなに大きなブレイクスルーがあるわけでもないのに、こうした物語が積み重なるうちに、気づいたら作品も形になっている。人間ドラマと創作が不可分に相互作用しながら進行する、これこそが創作のドラマであり、創作を単なる舞台装置として扱う人間ドラマとの決定的な違い。これを傍で見られるのは、劇中人物の手島先生としても、視聴者としても幸せだと思う。

    良い

    ヤスミンと心のお互いの弱点を補う合作。「自由で破壊的な発想(ヤスミン)と秩序ある整然とした構成(心)」優れた作家は相反する二つの性質を持つ。関係ないが私は作家のジェイムズ・エルロイにこのふたつを強烈に感じる。暴走する狂気と論理的な構成を併せ持つ作家。手島先生が小学館のパーティで握手したのA先生じゃん。あとイマジナリーフレンドのポコ太との別れが近づいている。ヤスミンはもう孤独じゃなくなったしはっきりと漫画家になりたいという現実の夢を持ちつつあるから

    相と心、性格も漫画へのアプローチも違う二人。
    部屋全体が明るい相と、デスクライトで手元だけが明るい心という描写にも、それが反映されていたのは印象的だった。

    そんな二人が合作して、コミティアに参加することに。
    合作を通して相は、これまで自問自答していた漫画制作から、他者と意見を交わしながら漫画を制作するスタイルへと変わり始めたのかもしれない。
    自然とお互いを下の名前で呼び合うようになった二人は、関係性も深まったように見える。
    自問自答の相手でもあったポコ太の存在が希薄になっていくのは、その結果なのかもしれない。

    手島先生が七からプレゼントされたノートを前にしていたシーン。
    一瞬、相と心に触発されて、手島先生が再び漫画を描き始めるのかと思った。
    しかし、転がる椅子、ひび割れた受賞の盾、泣き叫ぶ声……といった回想シーンが描かれる。
    手島先生には、まだ明かされていない大きな挫折がある様子。

    二人で描くことで、一人では描けなかったものが描けるようになった相と心。
    一方で、一人で漫画を描き、やがて漫画家を辞めてしまった手島先生。
    手島先生の過去も気になるが、相と心の二人の姿が手島先生に何らかの影響を与えるのかも気になるエピソードだった。

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