優しい世界
コッコはヤな感じだけど、罠にかかれはアカンぞ…と思ったら良心のがやっぱ勝つのね。
今回はコッコ、リルイ、アニャンゴの態度や行動が子供っぽくていいなぁって感じた。
はじめに書いたことにしろ、文字の習得のことにしろ、そこは曲げないんだってのがあって良い。
学者のニワトリビースターさんと、娘のコッコちゃん。
最初はソリが合わなかったリルイちゃんとコッコちゃんだったけど、リルイちゃんの何気ない言葉がね、落ち込んでいたコッコちゃんの心を溶かしたのは良かったなぁ。
ニワトリだから頭が悪いネタ。このモブ達さぁ……。でも、あの学者ニワトリさんは凄いわなぁ。実績残してるし!
できないことが多い、って気付くリルイちゃん。受付嬢さんの言葉は人生に活かしていきたいとこ。
学校を通じて子ども達の世界が広がっていくの、良すぎる
冒険者やギルド、ひいては人々のためにモンスターやダンジョンを研究している学者の父。
その父を冒険者に馬鹿にされ、泣くことしかできなかったコッコ。
そこへ帰ってきたリルイとハジメ。
リルイの「父親は賢いけど、コッコはむかつく」みたいな不器用な言葉が、凍りついたコッコの心をそっと溶かす。
あの場面は本当に良かった。
その後リルイは、自分にできないことがいくつもあると気づく。
ただ羨み妬むのではなく、「今できること」をやり切ると決める。
学校へ行き、コッコの夢を聞き、そして自分の夢――
「すごい冒険者になりたい」を見つける。
夢はダンジョンの奥に転がっているものではなく、すぐそばにあったのだと感じさせる展開だった。
リルイに少し心を許し、丁寧に読み書きを教えてくれるコッコ。
次第に友達の輪に溶け込んでいくその様子を、コッコの父親とハジメが茂みの外からそっと見守る。
まるで“親が木陰から立って見守る”ような構図で、とても温かかった。
――
村付き冒険者の仕事は、誰にでもできるクエストかもしれない。
でもそれを誰もやらなければ、村は存亡の危機に瀕する。
文句ひとつ言わずそれをやり続けるハジメの姿を知り、
「ハジメみたいになりたい」と思うリルイ。
今回は、心の成長を丁寧に描いた回だった。
何処迄も互いに相手を煽ったり下に見たりでクソくだらん醜いガキ共の争いだった気もするけど、とはいえリルイだけでなく誰かと関わる事や其処で得た経験は間違いなく自分自身を何者かに変えてはいるのかなとは思う。とは言え向き不向き得手不得手は誰にも有るし、誰かが普通に出来る事が必ずしも自分に出来るとも限らず逆もまた然りだろうが、でも其の中で自分にどんな事が出来るかを探っていくのは人生の体現と言える、のかも?其れは一寸過言かな。
兎も角色んな意味で知る事と経験する事は重要だろうし、だからリルイももっと色んな事をやらねばと思ったんだろうけども、そういう性根は案外コッコと似てるのかも?