夢と希望の集まる仮想空間、<ツクヨミ>。
少女たちの出会い、
そして別れのためのステージが、幕を開ける──
今より少しだけ先の未来。
都内の進学校に通う17歳の女子高生・酒寄彩葉は、
バイトと学業の両立に励む超絶多忙な日々を送っていた。
日々の癒やしは、インターネット上の仮想空間<ツクヨミ>の管理人兼大人気ライバー(配信者)・月見ヤチヨの配信を見ること。
自分の分身を作り誰もが自由に創作活動を行う<ツクヨミ>で、彩葉はヤチヨの推し活をしつつ、バトルゲームで細々とお小遣い稼ぎをしていた。
そんなある日の帰り道、彩葉は七色に光り輝くゲーミング電柱を見つける。
中から出てきたのは、なんとも可愛らしい赤ちゃん。
放っておけず連れ帰ると、赤ちゃんはみるみるうちに大きくなり、彩葉と同い年ぐらいの女の子に。
「あなた、もしやかぐや姫なの?」
大きくなったかぐや姫はわがまま放題。
かぐやのお願い(わがまま)で彩葉は、ツクヨミでのライバー活動を手伝うことに。
彩葉がプロデューサーとして音楽を作り、かぐやがライバーとして歌うことで、
二人は少しずつ打ち解けていく。
かぐやを月へと連れ戻す不吉な影が、すぐそこまで迫っているとも知らずに——
これは、まだ誰も見たことがない「かぐや姫」の物語。
5回目の視聴。かぐやとヤチヨのウェルカムボイスはグッとくるものがあった。2回目以降の視聴者には刺さる。
今回見て改めて思ったけどアニメ12話構成じゃなくてアニメ映画一本の構成で良かったなと思う。アニメ12話構成でも楽しめたのは思うけど、2時間20分の映画という枠の中でガッと情報を詰め込んでスピード感で脳を焼いてくる感じがアニメ映画だなぁという感じがして好き。映画の上映時間という決まった枠の中で如何に作り込むかというポイントが私の視点にはあるのかもしれない。アニメだと情報量をもっと詰め込むことは出来ると思うけど、それだと本編の後半にたどり着くまでに離れる視聴者も多いと思うし自分も今ほど熱量をもって作品を見てなかったと思う。インタビューとか見てると泣く泣くカットシーンもあるようなのでそれはそれで見たい。
中身が薄いや表面上で楽しめる向け人の作品なんて言われるのを目にすることもある。確かにそういう面はあるんだろうな思う。でもそれを踏まえても人の心を動かす熱量がこの作品にはあると思う。少なくとも前向きになれるので私にとっては大好きな作品の一つ。短期間で何回も見て作品への慣れが出てきたので時間を空けてまた観たい。
劇場特典第3弾と上映前アナウンスにつられて4回目の視聴。かぐやによる上映前アナウンスは「ライバーであるかぐやの立ち振る舞いっぽくていいなーこの内容は絶対覚えて帰ろう」と思ったのに本編みたら全部忘れててびっくりした。もし円盤化される場合には特典映像として上映前アナウンスも収録されることを期待する。いや~何回見ても本編の熱量が高すぎる。今回もReplyで涙。前向きなエネルギーにあてられるとどうも弱いらしい。上映前アナウンスは週替わりらしいのでまだ見に行くかもしれない。
3回みた、劇場で2回(川崎チネチッタ、立川シネマシティ)。その価値あり。
話題になっていたのでNetflix契約期間中に見とこうと。
まずは作品の感想というよりは。
かなり面白い部類に入るし評価も高く付けてるんだけど、正直ここまでムーブメント起こるのが不思議ではあって。
自分がVR、アクション対戦ゲーム、ボカロ文化の全てを通ってきてないからかなぁとは思うけども、いずれか、もしくはその全てを通ってきているのめっちゃ刺さるのかもしれないなぁと。自分はマイナーではないけどメジャー中心か?っていうとそうでなくズレてる認識もあるのでそこもありそう。
2時間で収まっているから良いのかもしれないけど、個人的には1クールくらいでじっくり見たかった気もしたりする。
ただ作品としては本当によくできていて面白かったー。
2時間と短いながらうまくまとまっていたし、あるサブカル?関係の程度知識があれば理解、推察できるような説明、作りになっていたし。
かぐやの性格が結構好きだったw
月末までに時間が許せばあと1回くらいは見て、もうちょっと自分の中で整理を付けてみたいかなとは思う。
ようやく観れた!ネットで散々評判だったから逆にハードル上がりすぎて先入観もって楽しめないのではないかと心配だったけど、32歳ボカロ全盛期世代というまさにこの作品のターゲット層であったことも相まって後半めちゃくちゃ楽しめたな。
超高速のスピード感で展開し、主人公の求めるゴールを走り抜けた快作。
とにかく場面転換の頻度が早く、だれる瞬間がない。緩急どころか急急急急急緩急急急急くらいのテンポで進んでいった。密度が高く、どんどん面白さが流れてくる。
2026年という今だからできる地続きの未来感も良い。もう10年~20年先だと未来すぎるが、現代にある技術の延長線で表現しつつ、数年以内に実現できそうな内容は夢をふくらませる。
後半への伏線はまだピンときてないが、2回目見れば気付ける点が多そう。
「ボカロ曲が流れる」「ネットの話題がある」「SF要素がある」程度の前情報で、南極点のピアピア動画みたいなイメージをしたまま見始めたらそこまでのハードSFではなかったので、そこはちょっと期待と違った。
声優さんもキャラにドンピシャで、名演が光る。早見沙織さんでしか出せない味、出てる。
現実は優しくないし、美しいだけでもない。かぐやは月に帰っちゃうし、ヤチヨは8000年ドジった。酒寄彩葉も擦り切れる寸前だった。……私たちだって現実のままならなさに苦しくて泣いたこともあるし、普通に出来なかったことで挫折して絶望したことある。そのまま足を止めてしまおうかと思ったこともある。
それでも、そんなことを思い返しながら見ても、この世界は「美しいよ」って感想が残るんだ。超かぐや姫の表現した世界はそれでも美しくて、生きてみたいとそう思わせるんだ。
そう「言葉にしないで」表現したことが良かった。そう「思わされた」ことが良かった。こう思えと、普通はこうだろうと、そう答え(言葉)を押し付けられたわけじゃない。……私(もしくは私たち)は「自分」で、そう感じたのよ。
世界が美しいでは強引で、生きるべきでは重い。
普通は大変で、苦しくて、ツラい。
この世界を生きてみたいと思わせる優しさがあった。
そのくらいで、ちょうどいい。
劇場特典第2弾を貰いつつ3回目の視聴。見る度に解像度が上がっていく作品。Replyが刺さりすぎてとにかく涙が止まらなかった。泣き疲れのせいか頭が痛い。素晴らしい涙をありがとう。
ダメージを負った。
まじで"今"って感じの作品だった
作画とか後半の展開とかめっちゃ良かったけど合わなかった。主人公とかその周りが完璧人間過ぎてイライラの感情が先に出てしまった
3回目の視聴。Netflixにて。
前回の視聴時にまだ読めていなかった小説の終盤を読んでから視聴した。
まず前回視聴後に気づいた最も重要な点として、この作品は「映像とノベライズ(小説)の2つを合わせることで初めてストーリーの全体像が見えてくる構造になっていた」ということを挙げておきたい。
まだ小説を読んでいない人がいれば手に取ることを強く、強く薦めたい。
初回視聴時に多くの人が感じたであろう「終盤がよく分からない」という感想は小説を読むことで解決するだろう。
そしてその内容を紐解いていくと、いかに本編映像が極限まで不快要素の排除を行い、明るく・楽しく・ハッピーな雰囲気を追求していたかが理解できる。
表面上「明るく・楽しく・ハッピー」に見えるこの作品の裏で、キャラクターがどのような「苦労・葛藤」を経験していたかを知ることが出来るであろう。
そして小説読了後に再度映像を見ると、更に多くの見逃していた細部に気づけるようになり、この作品が決して「明るく・楽しく・ハッピー」の一辺倒ではないということを感じ取れるはずだ。
しかし、映像と小説を合わせてたとしても変わっていない部分もある。それは作中で何度もキーワードとして頻出していた「ハッピーエンド」である。結局のところこの物語は「ハッピーエンド」を目指す王道ストーリーなのである。
近年は「王道展開・ご都合主義」から外れ、一捻りも二捻りも手を加えたストーリーを展開する作品が多くなってきた。そんな中でこの「超かぐや姫!」という作品はその「王道展開・ご都合主義」が軸にあったように思える。
王道から外れ一捻りも二捻りも手を加えたストーリーは視聴者に意外性を与えることが出来る一方で、その王道を知らない視聴者を置いてきぼりにしてしまう可能性があると私は考えている。
多くの人が共感できる王道のストーリー、ハッピーエンドのストーリーを軸に据えたこと、これが本作が大きくヒットした1つの理由なのかもしれない。