だってお前、6話再び!?!?!みたいな気持ちで見たらホラー映画みたいな展開で……と思ったら最終的に泣き回でしたって誰が予想するの?!?!?
という意味で素晴らしい回だった。そして伊藤睦美先生の脚本だろうなと思いながら見てたらそうだった。プリキュア2本目とは思えない質の高さで驚きよ。
本日の朝実況。
せつなが同居する様になってから、ラブママはせつなのことを実の娘のように扱っていた。せつなも、今まで「おばさま」と呼んでいたラブママのことを「お母さん」と呼ぶ様になり、互いをはっきりと親子と認識。
歳のせいか、このような回が涙腺を直撃する。
ラブママそっくりのソレワターセを生み出す、ノーザの卑劣な作戦。「出来る上司」という印象があまりないノーザも、この回ばかりは良い悪役。そして、せつなやラブが母のことをよく知っていることが、偽者をたやすく看破する根拠になっている点もいい。
偽者であることに先に気付いたせつなに対して、ラブが誤解を詫びる台詞がある。短い台詞だが、こうした「必ずなければいけないシーン」も押えていることにも好感。このようなシーンが省略され、たまに悲しい思いをすることがあるけど…
おなじみの「せつなワープ」が、鏡の中にも入れることに驚く。
冒頭、ラブママが若い頃履いていたという赤いスカートの話題が、ここでの救出につながっている。無駄のないこまやかな脚本。
6話のサウラーによる母親消滅に続いて、母親がいつの間にか得体の知れないものに入れ替わってしまうという、ニチアサキッズアニメでえげつない話。
こちらの世界と鏡の中の世界というのも不気味。鏡の中の世界に移動できるアカルンは便利過ぎ。
せつなの産みの親っているのかな?ラビリンスの人間は人工子宮から産まれるのかな?
裸足多め。
偽母の顔が怖い。一番信頼を寄せてる母親に敵が擬態するとか、小さい子が泣き出すレベル。
ホラーとミステリーの要素を含む異色回。せつなとラブがそれぞれ異なるアプローチで偽物を見破ったことと、お互いの信頼を失わなかったこと、母の愛情とが脚本の構造的強度を担保しているかと。
それにしても、怖いってばw
汚いなババアさすがババアきたない
本日の夜実況。
何が良いかは前回視聴で大体書いてるけど、このあたりの回は本当に充実しているなぁ。
せつなとラブママというと24話。この神回の回想も漏らさず入ってる。赤いスカートのエピソードが推理につながる伏線もわかりやすい。
ラブママを「お母さん」と呼ぶ感動のラストシーンはもちろんのこと、押さえるべきシーンも無駄なく入ってて脚本に一切隙がない。お見事。