1話見たときは色んな意味でヤバすぎてプリキュア大丈夫か……?とも思ったが普通にめちゃくちゃ面白かった。
現代プリキュアの礎とも言える作品だった。ありがとうフレッシュプリキュア
敵役も含めてそれぞれがそれぞれの未来に進んでいくよい最終回だったのだ
最終回もAパートは激闘。
Bパートで大団円、めでたしめでたしでいいんだけど、告白の答えを溜めに溜めてからはぐらかされたダイスケだけが不憫。ただ、そこでラブが答えてカップル成立してしまうと、恋愛禁止の暗黙ルールが破られてしまうわけで。ラブコメの波動を出しつつも、紙一重でかわす演出が心憎かった。
ラブと家族になったせつながラビリンスに帰るのはいいんだけど、その後もしっかりと交流が続くような描写が明確に欲しかった。
本作は傑作と言われるハートキャッチプリキュアの陰に隠れている印象があったけど、今見返してみるとこれはこれでしっかりした良作だと思う。
本日の夜実況。
家族がせつなとラブの帰りを待つシーン。湯呑みがふたつあるのが地味に良かった。
改めて確認するまでもなく、せつなが家族として受け入れられていることに安心する。
「いっわなーい!」の後日談とか、クローバータウンを見下ろしてせつなが何と言っていたのかが気になる。
とはいえこれらの事案は、「ご想像にお任せします」でよいこと。本編で説明されるべきことをすべてぶん投げておいて、そのただの説明不足を「ご想像にお任せします」で逃げるのとは全然違う。
ぶん投げないフレプリの大団円は安心して観られた。
本日の朝実況。
メビウスの夢を問うキュアピーチに対し、「あえて言えばプリキュアを消し去ること」と頓珍漢な答えを返すメビウス。
最後までわかり合えなかった敵は、塔の崩壊と共に消え去っていった。
ED主題歌 "H@ppyTogether!!!" と共に語られる、ダンス大会はじめとしたエピローグが印象的。
桃園家4人の記念撮影は、ラビリンスに戻るせつなの為に撮られたものだろうか。せつなは最後に、クローバータウンを見下ろして何かをつぶやいていた。何と言ったかと尋ねるのは野暮というもの。
戦いを終えて、それぞれの世界に笑顔で帰っていくプリキュアたち。
プリキュアではなくなった彼女らが、帰っていく場所とは故郷であり、家族であった。
メビウスがプリキュア達とは理解し合わず、「私の幸せは管理できないプリキュアを消し去ること」と自爆するのは、敵役らしい潔さで良かった。
後日談ではちゃんとダンスも踊れたし、それぞれ自分達の夢に進んで、別れのシーンでグジグジしなくて良かった。でも、シフォンとの別れはあっさりし過ぎかな。
大輔の告白が曖昧になったのは、プリキュアだからしょうがない。