とにかく作品の独特な空気に飲み込まれるような映画でした。そして監督が違えば同じシリースでもこんなに雰囲気が変わるということを実感しました。
一つ一つの動作が洗練されていて、みぞれと希美の繊細な心理描写が物凄く丁寧に描かれていると感じました。
キャラデザも本編とは少し違って、こちらの方がより現実の女子高生っぽさがあるように思えました。
キャラデザがどうかと思ったけど、見てみたら殆ど気にならなかった。
吹奏楽のシーンは、殆どなかったのがちょっと残念、、、。
百合というよりもレズに近いですね。
本編「響け!ユーフォニアム」からのキャラデザや監督の違いから、前評判が真っ二つに分かれた本作。
本作単体として見れば、作品の雰囲気に合わせたキャラデザで、納得いくものだと思うし、さらに言えば、キャラデザや制作陣が異なる云々はどうでもよく、単体作品としても、本編のスピンオフとしても、とてもいい仕上がりだったと思う。
細かい心理描写や葛藤を描くという、本編の作風は崩さず、本作が希美とみぞれのふたりの関係を中心とした作品に絞ったことで、百合要素や、女の子同士のラブに近い友情といった要素はより強いものとなっていた印象なので、その方面が好きな方には特におススメできる。
3.3/5
なんで鎧塚さんがのぞみsが部活に帰ってきてからもオドオドしてるのか意味が分からなかった。2期で精算したのでは?
作画クオリティは流石の京都アニメーション。従前と比べると、タッチが違うので違和感を感じるところがあるものの、クオリティは非常に高い。
肝心のストーリー部分は、キャラクターの性質もあってか、言葉で伝えるというよりは、雰囲気で察してという感じが多く、大きく盛り上がっていくという流れを見出すことができずに、感情移入ができなかった。
視聴記録:2024-01-08 (Eテレで年末年始に映画4作放送分)
なんか描写がリアルすぎて怖かったw
これが依存関係か・・・
繊細な心情描写に優れた作品といった印象で、つまらないとは言わないけど自分の好みの作風ではなかった。個人的には最後にもっとはっきりとした形で決着を描いてほしかったな。その分、帰ってきてからネットで様々な解釈や感想を拾うのを楽しめたが。