繁栄と栄華を極めた人間たちの文明が終わりを迎えてから長い年月が過ぎた。人間たちのほとんどが死に絶え、生き物さえもいなくなった終わりを迎えた世界。複雑に建造された都市はまるで迷路のような廃墟となり、整備するものがいなくなった機械たちは徐々にその動きを止めていく。いつ終わってしまったのか、いつから終わっているのか、そんなことを考えることさえなくなった終末の世界であてのない旅を続ける二人の少女。チトとユーリは今日も愛車ケッテンクラートに乗って廃墟の中を彷徨っていた。
終末の世界をほのぼのと生き抜くディストピアファンタジーが今、幕を開ける。
評価 SS 81点
ノスタルジー100点満点。
1クールで気持ちよく干渉に浸れるアニメ。
ちょっとした非日常に連れて行ってくれる良作
◆作品No.125/◇鑑賞No.145
<視聴日>
◆管理再視聴 2022.6.24
●過去視聴済 2018.12.7
<評価:S>
感想:https://note.com/lovemoon56/n/n6f6ebf13f70e
GOOD
正直、言うことないくらいハマりました。
チトとユーリの掛け合いも終末感に溢れていて高評価。
話全体に大きな展開などはありませんが、哀愁漂う世界観と音楽が素晴らしく、思わず世界にのめり込んでしまいました。
寂しく、全体的に暗い雰囲気ではありますが、キャラクターの前向きな性格やユーリの素っ頓狂な性格のせいかどこか優しく温かい感じで俗にいう「鬱アニメ」ではないと思います。
ストーリーは一話完結のオムニバス形式で、どの話もオチがよくて雰囲気、ストーリーともによくできた作品だと思います。
映像美、キャラクターよし。
OPの映像すき。EDもだるーい感じがよい。
あんまりほのぼの系って見ないというか好まないのですが、このアニメの世界観にハマりました。
最初らへんは、癒しと思ってゆっくり見てたのですが、どんどんどうして終末の世界になってしまったのかと気になり過ぎてめちゃ早く見てました。
世界観はとてつもなくダークなのにキャラクターはとてもいい子で癒されるし可愛いでもうハマってしまいました。毎回何故か癒されるために見ながらもハラハラしてた自分もいました。ちょっと怖くなっちゃって笑
良いよねぇ。巧いよねぇ。
音作りが丁寧だった。役者の数も少ないし、ある程度予算が割けたのかな。
石田さんの芝居が絶品でした。
背景が正しく背景ではなく、ちゃんと主役を張ってました。
唯一ネガを上げるなら、本編後に『少女週末授業』が付随する所為で、本編視聴の余韻が勿体無かったかな。もう少し、もう少しだけ、浸っていたかったから違う放送局で観れば良かったな、と。
うん、期待通り、Bパートでレーションを分けたシーンは緊迫感もあってどきどきした。擱座したチハも出てきて実包は6.5っぽいからユーリの銃は三八式か?
ポストアポカリプスの世界観にほのぼの要素。
最後の最後はちょっと微妙だったけど、
全体としてほのぼの感に見え隠れする絶望感と寂しさがまた何ともいえない。