キャラやストーリーの深みはやや物足りないけどちゃんとキャラクターの成長があるので良かった。
俺つえー系のアニメには変わりありませんが、うーん。面白いですよ。非常に面白いけど何かがちょっとだけ足りへんねん・・・
<評価:C>
視聴2022.8.5
長男がナイスクズ野郎だった。
それ以外は何もない!
【★★☆☆☆】
よくある転生もの。最初の入りと最後のオチが繋がっていてそこは良かった。
貧乏貴族の八男に生まれて人生ハードモード!?と見せかけてやはり俺TUEEEE系。主人公は初期ぼっちからのモッテモテまでよくあるやつ。
順風満帆に見えた貴族の跡継ぎである長男からめちゃくちゃ恨まれてあれこれ大変になるが、まあやっぱり俺TUEEEEは割と問題なく勝っちゃうんだよなぁ。許嫁と結婚あたりからちょっとおもしろくなるけど最後はいまいち。ハーレムを若干形成するがそこまで主人公が一心に愛されるというより、玉の輿狙うぞおらって感じの女の子の割合が多くてそこは好き。
タイトルに反してイマイチ出自に関する不幸エピソードがなかった。
割と酷評を見かけるけれども酷評するほどでもなく可もなく不可もなくという感じ。
なんやかんや完走してしまった・・・
音楽だけでなんとか持ってる作品。
私には、イマイチでした。
I didn't like it.
戦闘シーンが淡白すぎて盛り上がりに欠ける。展開も時間がガンガン飛ぶので若干置いてけぼりにされた。でも終盤の政治的なゴタゴタに巻き込まれる感じはおもしろかった。ちゃんと悪者が自分のまいた種によって成敗されたのもスッキリした。
準備不足であり、アニメ化が尚早だったと思う。
1クール完結だが、ストーリーは中途で終わった感がある。
いくつか元ネタがあるオープニングテーマ曲は
ネタ曲としてなら存在価値を見いだせるだろう。
主人公が出自を嘆くことは、本作のコンセプトでもあるが
師匠や戦友といった協力者に恵まれているので、
不幸という印象は薄い。
王宮には、ならず者が権力と財力を持ち
山賊を成り金にしたような者がいて
主人公ひとりの悲劇というより民衆の悲劇と
いうべきだろう。
なんだかなぁといった感じ。
アニメ化はうれしかったけど、ダイジェストを見せられている感じでしたね。
ギャグ調なのでそんなに踏み込んだ話はしないにしても、キャラクターの内面をもう少し描いて欲しかった。例えばエリーゼについては遺跡でのキスがかなりの事件であろうに、イーナとルイーゼがちょっと触れるだけでこの件は終わってしまう。ヴィルマに至ってはこれといったエピソードもない。
貴族社会の云々は推してる要素だけあって描写が細かく面白いが、欲を言えば魔法や冒険者という職との関連も掘り下げて欲しかったところ。魔法については遺伝しないという話なのであまり影響しないかもしれないが、冒険者についてはクルトが「冒険者風情が」と言っている様にこの世界でも無頼のイメージがあるはずだ。中世的世界で武力を担うとなると騎士か傭兵かが基本で、冒険者というのは世界設定のディティールを高めるほどに不明瞭な存在になる。
キャラの薄さ以上に退屈な印象を出しているのはバトルシーンの平凡さだろう。瞬殺という訳でもなく、また遺跡の様な長い戦いでもこれといって熱い思いをぶつけたりもない。「貴族社会の柵」とは関係ない部分なのでまぁそんなものかもしれないが、もう少し主人公の心境の変化とか周りとの関係性をバトル毎に押し出した方が物語としてちゃんと仕上がったのではないかと思う。
まとめて一気見したら何とか見れたけど御家騒動は扱うにしてももうちょっと普通に冒険するとか村興しするとかで良かったと思う。サラリーマン時代の記憶なり処世術が活かされるわけでもないし転生した意味が本当に皆無。
OPとEDで全力を出したのかと。
いや、内容としては面白いし、派兵のときのエリーゼさんとのエピソードにはちょっと涙もしたんだよ。
聖女様は今期いちばんのヒロインだったなぁ、と。