キルバーンさん、なんか含みはあったけどまさかこのタイミングか
ハドラーの最後の願いくらい邪魔しないでやれよとも思うが、まあ確実に勝とうとするならしょうがないのか・・・
フラグを立てまくるバラン……
神魔剛竜剣が腐食してるなら、ダイの剣を使えばいいのでは。
死なないどころか傷も再生しているキルバーンは何者なんだろう。
ジャンプコミックス21巻収録分。
EDで確認した限り、総作画監督に香川さん、作画監督には横田さんが起用されている。「ドラゴンボール回」との評もある(自分もそう評した)31話と同じコンビだ。竜魔人作画の為にこのコンビが再び起用されたのなら、次回も引き続きお願いしたいところだ。
バランの「人の心」描写が多くある。それは本来、神々が竜の騎士に持たせたはずのもの。
ダイが深手を負った際に、ついディーノという本名で呼んでしまうバラン。「強き竜」に由来するその名前を考えたのはソアラだけど(28話)、バランは元々、息子が誇りある名前を持つことを望むような人間らしい心を持っていた。仲間になってからもどこか素直ではなかったバランが、ディーノと名付けた頃の親心、即ち竜の騎士が本来もつ「人の心」を取り戻してくれたことにまたしても泣かされてしまう。
バランが赤子をあやす場面の回想も28話で既出だが、今回は別の場面らしい。バランはいつまで経っても育児に不器用なところには親近感あり。
「ダイ」の名前の由来であるゆりかごのエピソードは原作からのものだけど、アニメ初回でこのエピソードへの伏線が追加されていて、なんと1年をかけての円満回収となった。
ブラスじいちゃんが、「せめてイニシャルだけでも同じに」と言った思いやり。とてもいいシーンなので、「これがほんとのイニシャルD」などとオヤジギャグを言ってはいけない。
「死神のおこぼれで勝ちたくはない」とハドラーは言った。
前回も言ったが、キルバーンからのハンデという理由も加わり、ハドラーにとってより一層意味のない戦いになってしまったのではないか?
残された短い命にすがらなければいけない気持ちはわかる。ただ哀れだ。
親子だからこそ詰めきれない絶妙な距離感…。それを乗り越えた時より大きな力が出ると。じいちゃんの名付けエピソード泣けるな….。ダイとディーノ、二つの名前。最後まで寝かしつけるのが下手だったという回想エピソードの挟み方も良かったね。