じっちゃぁ…!
個人戦2
松五郎の音、雪の音。
自分の音を見出す。
梅子は松吾郎の音だけを欲していて、雪が自分の音を見つけることに価値を感じていない。しかし、そんなことは松吾郎自身が求めていなかったはずで。雪は誰よりも松吾郎の音を吸収しているけど、松吾郎はその「まねこ」の先へ雪自身の音を求めて行けと言っていた。超一流の音楽家ならよく出来た弟子にそう教えるのは当然のこと。なぜなら音楽の本質は再現の先の創造にあるからだ。
弦が切れても演奏を続ける梶。
最後まで弾ききる梶、
昼食休憩で桜からもらった弁当を食べる雪、
自分の出したい音に想いを馳せる雪。
松吾郎の音を求める梅子、
雪の音を求める朱利たち、
松吾郎の音を出す雪、
記憶を乗せて自分の音を出す雪。
梅子毒親だなぁ。
父親の音を知ってほしいってのはあるのはわかるんだけど。
あんなこと言われてどうなるのかと思ったけど、後半から自分を出していくっぽい?
回想、解説もありがたい。けど、演奏をもうちょいきっちり聞きたかった。
自分だけの音への昇華
松吾郎の音の狂信的なファンの梅子。雪に松吾郎の音を再現させたいのは分かるけど、あんな直接的に言わずにもう少し手練手管を弄した方が良いんじゃないかなと思った。
でも、雪は愛好会の皆との出会いや荒川&梶の演奏から影響を受けてたのに、梅子の言葉に囚われて振り出しに戻ってしまう。何かこんな感じの繰り返し。成長が遅い。
最後に松吾郎の音の完コピから雪の音への覚醒。でも、何かの拍子にまたうじうじ悩んで振り出しに戻りそう。
終盤で自分の音になりそうで楽しみ((o(´∀`)o))
雪は「ちはやふる」でいうと新。優秀な祖父に縛られてる
劇中の審査基準だと、コンクールの途中で音を変えたのは悪手と思うのですが
梅子の色設定はいろいろと苦労しているんじゃないかと
大会自体は盛り上がってるし面白いんだけどコミカルな演出がやっぱりちょっと浮くんだよな。
おじいさんの音から自分の音へ