あんな人前で漫才出来る時点でもう友崎は立派な陽キャだ
みみみの最後のセリフが一々悲しいし、最初の風香ちゃんのセリフもめっちゃ良かった
「炎人」は相容れない存在として描かれている。
何者をも受け入れなければならないなら、作者の意図を否定することになる…
文也の論法は誘導のようにも見えるが、確かにその通り。
わかり合えないものを無理して受け入れる必要ない、というのは
もっともな意見だと思った。
文化祭いよいよスタート。まずは友崎とみみみの漫才から。ネタがとんだ友崎をアドリブでサポートしたみみみはさすがだけど、ちゃんとそれに応えて漫才を続行した友崎もお見事。そして漫才終了後、演劇へ向かう友崎を送り出したみみみ、友崎に対して言った「楽しかったね」と友崎がいなくなった後に言った「終わっちゃったな」、表情が意図的に隠されていてすごく切なかった。
「そっか。私はこれでよかったんですね。私はこの世界にいてはいけない異形の存在じゃなかったんですね。」おめでとう。おめでとう。
理想に身を委ねようとした風香を変える友崎の言葉、あれは面白いね
友崎は自身の経験から作者ではなくキャラの素晴らしさを説く事だって出来た筈。でも彼は作者としての考え方を理解した上で言葉を使っている。だから友崎の言葉は風香に届いたのだろうね
結局、風香が抱えていたのは自身の否定だったのかな?今の自分は間違いだから理想的にならなければならない
でもそれこそ風香が好むアンディ作品にて描かれた理想と異なる立場となってしまうわけで
世界にとって理想の存在なる者は居るかもしれないけれど、理想の世界にとって要らない存在はない
風香が思うが儘に炎人の世界で生きて行くのが正しいなら。友崎だってそのような選択は出来る筈で
みみみとの漫才はまあまあの出来と2人の息が合っている点が現れた良い舞台になったようで
でもそれが果たして友崎という人間が望んだ舞台だったかというと、少し疑問を覚えてしまう
みみみももその点を理解していたような気がしてしまうね
思うが儘に世界を変える友崎を見てきた。ならみみみが友崎を引き止めるには「夫婦」という言葉を使うしか無くて。彼女の舞台が終わってしまえばその言葉はもう使えない
そして上がるは風香の舞台。彼女が自身を仮託して作り上げた演劇はどのような言葉が飛び交うのだろうね
菊地さんは変わらなくてもいい、ここまで色んな事を経験して変わって来た友崎が達観した立場でアドバイスしてあげてて本当に変わったんだなという事を実感させられた。学校以外でもコミュニティは作れるというのもよく分かる、学校が全てじゃないわけだから
クラスTシャツはクラスの一致団結感が出る、みみみに対して可愛いのはカニと言う友崎とのやり取りには笑った。みみみとの漫才を終え、友崎が去った後一人その場に残ったみみみのシーンが切なかった。この感じだとやはりみみみルートは…
菊地さんに対して俯瞰した視点でアドバイスできる友崎、人生経験すごすぎるだろ。
みみみとの漫才は意外とあっさり。これ友崎は心決めたのか?
菊池さんを救う言葉は単純だったけど友崎じゃないと言えない言葉だったな、炎人の存在から目を背けたくなるけど作者め戦である以上背けることはできないってところから切り込むの良すぎ
結局自分だけで切り開いてくだけじゃなくて誰かにちょっと背中だったりを押してもらうことで世界を広げられるっていうのを感じた
みみみの展開は分かってはいたけどね、やっぱりつらいやつ
菊池さんルートに入りましたなこら。
友崎くんが菊池ちゃんに変わらなくてもいいとアドバイスするシーン。変わる動機を世界や他者にしてはいけないんだろうなぁと、社会人になっていろいろ失敗して、内省して、立ち直って、ようやく僕が学んだことをすでに学んでいる友崎くんの凄さにうっとりしつつ、変わらなくてもいい、むしろ変わらないからこそいい、とまで指摘できる友崎くんの達観した慧眼には恐れ入るなぁ。挫折を味わったことがある人間には染み入る展開でした。。。
サブタイ的に最初に出会った日南がこれからの人生のキーマンになったりするのかしら・・・とか邪推しつつ、流石に漫才後のあのシーンを挟んだあたり、みみみちゃんルートは消えたのかなぁ・・・友崎が菊池ちゃんに話したい事が気になるところで演劇スタートと。はてさてどうなるか、続きが気になる。
特殊ED?文化祭バージョン