先生かっこいい
★5
個性的なキャラが多く、コメディ要素が多い一方で、それだけでなく、バトル回もあれば感動回もあり、時にはお伽話のような切なく余韻が残る回もあり、色々な回があってその全部が面白い作品だった。ギャグに関しては、ボケ寄りのセンセー、アネットとツッコミのタマ、どちらかと言うとツッコミのニアなど、主にこの4人の掛け合いが中心で、テンポが良くてとても面白かった。特にツッコミのタマがその良さを引き立てていて、演じる鈴代紗弓さんの演技もとても良かった。センセーに関しては、気だるげで死にたがりだけどここぞという場面は持っていくとても面白いキャラだったし、演じる神谷浩史さんの演技も素晴らしかった。あまり神谷さんがこういうキャラを演じる所を見る機会は多くないから新鮮だった。ギャグが面白かったのは勿論だけど、それ以外の部分もとても面白かった。魔王討伐のために召喚された転移者が魔王を倒したけど魔王に代わって世界の敵になるというのは他にはあまりなくて新鮮だったし、転移したキャラがセンセーの能力にかかれば転移前の世界に戻るというのも同じく新鮮だった。転移してきた経緯や転移前の人生もキャラによって様々で、そこから展開されるドラマが面白かった。転移前の人生での経験から歪んでしまった者、転移前の人生に未練を抱えた者、色々なキャラがいた。そういうキャラを中心に描かれたストーリーには、感動するものや切ない回が色々あった。人の絆や優しさにスポットが当たった感動的な回もあれば、人の醜さや身勝手さにスポットが当たり最後は相応の報いを受けるという回もあった。どの回も奥深くて面白かった。まだまだ気になる要素は沢山残ってるし、センセーの旅やさっちゃんとの関係の行方、転移者との戦いなどがどうなるか気になるからぜひ2期をやってほしい。
何かにつけて死にたがるセンセーすき
2期も見たいですセンセー
異世界転生ものでありながらも主人公の性格からか全く予想出来ない展開になっていて、仲間との掛け合いも面白く物語のテンポも速いため、とても観やすく楽しめた。初めはそれを楽しむギャグアニメかとも思ったが、短編毎にシリアスになりながらも落とし所のある内容でスッキリしながら楽しめた。全体的にバランスよく高評価のアニメで総合的に大変満足できた。
全体的には好き。
タマがぱぱの戦いに乱入するときの見せ方が、急に、こうなってこうなってこう!みたいな画でえ?ってなった。
11話は好きだった。
メロスは先生齧っても平気なのね
1話のトラックに轢かれるところ最高。isekaiこうでないとな。もう少しコメディよりの話かと思っていたが、思いの外シリアスでした。
恥の多い生涯を送って、異世界に来ました。
太宰治然とした主人公(ただし作品内で先生や作家と呼ばれ、名前で呼ばれることは無い)がトラックに轢かれて異世界転生する作品。
主人公は自殺願望が強く、常に死にたいと言っているが、結果として死ねず、むしろ転生ボーナスとして他の異世界転生能力者を元の世界に戻す能力を持つ。
構成自体はありがちな異世界転生モノ(中世ファンタジーやハーレムなど)だが、物語はそのアンチテーゼ的な内容となっており、異世界転生モノに飽きた人に面白く観れると思う。
惜しむらくは、太宰治を知っているか否かで面白さが大きく変わるので、海外の人や文学に弱い人とかには訴求力が低いことか。
神谷さんの異世界転生、普通に面白かったな
くらいの感想。
特別、誰がとかどの話がとかはないけどそんな感じ!
他の転生者に対抗する転生者って構図は何かで見たけど、こっちの方が軽くて重くて良い、気がする。