とある文豪と、その愛人がこのを世を去った。
憂い多き人生の如く渦を巻く激流へと身を投げ…るよりも早く、
猛スピード突っ込んできた〝例のトラック〟によって。
文豪が目を覚ますとそこは、異世界の協会。
案内人は、慈愛に満ちた瞳で微笑みかける。
「ようこそ冒険者よ。あなたは選ばれ、転移したのです」
御多分に洩れず、勇者の使命を背負わされてしまう文豪。
だが、彼は転移者の誰もが与えられる〝あるもの〟を持たなかった……。
「…ふふ。恥の多い生涯だ。」
この世でも、異世界でも
<失格者>の烙印を押された文豪(センセー)の冒険が幕を開ける。
きっと、どこかにいるはずの「さっちゃん」を見つけ出し、
今度こそ、あの日の本懐──心中を遂げるために。
先生かっこいい
★5
個性的なキャラが多く、コメディ要素が多い一方で、それだけでなく、バトル回もあれば感動回もあり、時にはお伽話のような切なく余韻が残る回もあり、色々な回があってその全部が面白い作品だった。ギャグに関しては、ボケ寄りのセンセー、アネットとツッコミのタマ、どちらかと言うとツッコミのニアなど、主にこの4人の掛け合いが中心で、テンポが良くてとても面白かった。特にツッコミのタマがその良さを引き立てていて、演じる鈴代紗弓さんの演技もとても良かった。センセーに関しては、気だるげで死にたがりだけどここぞという場面は持っていくとても面白いキャラだったし、演じる神谷浩史さんの演技も素晴らしかった。あまり神谷さんがこういうキャラを演じる所を見る機会は多くないから新鮮だった。ギャグが面白かったのは勿論だけど、それ以外の部分もとても面白かった。魔王討伐のために召喚された転移者が魔王を倒したけど魔王に代わって世界の敵になるというのは他にはあまりなくて新鮮だったし、転移したキャラがセンセーの能力にかかれば転移前の世界に戻るというのも同じく新鮮だった。転移してきた経緯や転移前の人生もキャラによって様々で、そこから展開されるドラマが面白かった。転移前の人生での経験から歪んでしまった者、転移前の人生に未練を抱えた者、色々なキャラがいた。そういうキャラを中心に描かれたストーリーには、感動するものや切ない回が色々あった。人の絆や優しさにスポットが当たった感動的な回もあれば、人の醜さや身勝手さにスポットが当たり最後は相応の報いを受けるという回もあった。どの回も奥深くて面白かった。まだまだ気になる要素は沢山残ってるし、センセーの旅やさっちゃんとの関係の行方、転移者との戦いなどがどうなるか気になるからぜひ2期をやってほしい。
何かにつけて死にたがるセンセーすき
2期も見たいですセンセー
異世界転生ものでありながらも主人公の性格からか全く予想出来ない展開になっていて、仲間との掛け合いも面白く物語のテンポも速いため、とても観やすく楽しめた。初めはそれを楽しむギャグアニメかとも思ったが、短編毎にシリアスになりながらも落とし所のある内容でスッキリしながら楽しめた。全体的にバランスよく高評価のアニメで総合的に大変満足できた。
神谷さんの異世界転生、普通に面白かったな
くらいの感想。
特別、誰がとかどの話がとかはないけどそんな感じ!
他の転生者に対抗する転生者って構図は何かで見たけど、こっちの方が軽くて重くて良い、気がする。
評価:A
異常な構成力の高さが際立つ秀作。
死にたがりのセンセーはもちろん、各登場人物も個性的。
キラキラな冒険譚ではない、哀しき文豪好みのビターなオチも魅力的だった。
長編短編どちらも完成度が高く、4話、8話、11話が特に良かった。
転移者が雑にトラックに轢かれてるのはなんなの?w
#異世界失格
全然終わった感じではなかったけど。先生が全くぶれなくていい。毎回微妙にイイ話みたいになって終わるのはなかなかずるいなw 転生者たちがやっかいもの扱いなのも面白い設定。やっぱりかー敵側にいってますよねー。
異世界ものということであまり期待せず見ていた。なぜ見たかというと文学作品が好きなのでセンセーがどのような雰囲気で異世界と向き合うのかを見たかったため。あまりぶれずでもかっこいい時はかっこよくできていたと思う。
ストレートなアンチ転移ものとしても見れるかもしれないが、やはりセンセーのキャラ設定がいちばん良かったと思う。
★★★★★★★★☆☆
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